大晦日のあの「タイキック」。その威力のほどはいかに・・・!
ココがキニナル!
大晦日の番組でタイキックをする人が市内でジムを経営しているようです。選手、トレーナーとして凄い経歴の持ち主らしい!(コビン・ケスナーさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
8歳からムエタイを始め、現役時代含め試合は200戦以上。怪我で選手からトレーナーに転身、トレーナー歴は30年。2016年に大倉山でジムをオープン
ライター:はまれぽ編集部
タイキックとは
まず、“タイキック”についてソー会長に聞いてみると、「ムエタイの技に、タイキックというものはありません。腹部辺りへのミドルキックと太もも辺りへのローキックの間くらいのキックです」とのこと。
「ムエタイでお尻を蹴る技はありません」とソー会長
また、テレビで披露している“タイキック”は、ムエタイのキックで使用する足の部位と蹴り方が違うという。
ムエタイのキックは脛(すね)で蹴るので、重く感じるキックとなる。
「ローキックだったら2~3週間は痛みが引かないよ」
ムエタイ歴15年の三浦マネージャー
一方“タイキック”は、足の甲を使い、スナップをきかせるように蹴っているそうだ。
「足の甲でやると派手に音が鳴るんだ」
テレビに出演するようになった経緯については、「テレビの企画でタイ人のムエタイ選手を探しており、ソー会長の所にも連絡がきたそうです。ソー会長の真面目な性格もあって、もう10年ほど出演しています」と三浦マネージャー。
タイの国技であるムエタイを罰ゲームとして扱われることに対してソー会長は、「ムエタイは精神性のある格闘技で、弱い立場の人には攻撃をしません。なので、60~70%ほどのパワーで、冗談と割り切っています」と話してくれた。
威力のほどは・・・!?
ということで、今回は“タイキック”の威力を確かめさせていただいた。
生身での戦いとは程遠い人生を送ってきた編集部の小島とツノオリ。その体で“タイキック”を受け止めきれるのだろうか。
緊張して笑顔が引きつるツノオリ
それでは、その威力をご覧ください。
人生で一度も交通事故に遭ったことのないツノオリですが、「きっと、交通事故ってこんな感じなんだろうな・・・」と思うほどの衝撃でした。
「私ごときでは受け止めきれないです!」
「タイキック、舐めてました」
今までに経験したことのない衝撃を食らい、なんだか吹っ切れた気がしたツノオリでした.
続いて、今日の日のために万全のお尻コンディションを整えてきた小島氏・・・。
のはずだったが、ツノオリの反応を見てビビリはじめた
そして、Tシャツを脱ぎ、頭にムエタイの正装であるお守りのモンコンを装着するソー会長。
そして完全装備のソー会長が向かうのは、
緊張が最高潮となった小島氏のお尻!
小島氏のお尻の運命はいかに・・・。
タイキックを受けた小島氏は、「僕のお尻の表面で、何かが破裂しました。その後はお尻全体が熱を帯び、お尻が火事になったのかと思うほど。こんな経験、二度とできない。僕のお尻はとても貴重な瞬間に立ち会った」と口にしていた。
言語力がどこかへ吹き飛んでしまったようだ。
だけどなんだか嬉しそう(笑)
取材を終えて
「トースー ムエタイ シン ジム」はオープンして約1年半だが、会員さんは60人近い。三浦マネージャーによると、会員さんのほとんどは、ソー会長が“タイキックのあの人”ということを知らないまま入会体験へ来るという。
会員さんは5歳~60歳と幅広く、ダイエットのために始める女性も多いのだとか。
護身術も学べる
ソー会長は、ジムの会員さんに愛されているようだ
取材日も、入会を決めた5歳の男の子を優しく迎え入れていた。
入会理由は「みんなをまもるため」
ソー会長に今の夢をうかがうと、「自分のジムでチャンピオンを育てたい」と、とてもシンプルで大きな夢を語る。
取材後に気付いたのだが、ソー会長のキックを受け止めたツノオリの腕は、取材を終えて数日経っても衝撃の感覚が残っていたのだ。
ソー会長はチャンピオンを育てるために、あの衝撃をほとんど毎日受け止めているのかと思うと、ゾクッとする。
次は、「トースー ムエタイ シン ジム」出身のムエタイチャンピオンを取材できる日を楽しみに待ちたいと思う。
ー終わりー
取材協力
TORSU MUAYTHAI SIN GYM(トースー ムエタイ シン ジム)
http://torsu-muaythai.com/
住所/港北区大曽根1-16-14 大倉山武田ビルB1階
電話番号/045-545-6496
定休日/月曜日/祝日/第2・4以外の日曜日
※情報は取材当時のものです
ランチアさん
2018年01月31日 09時12分
お遊びで蹴ってるのに何この威力(笑)
Conneさん
2018年01月30日 09時43分
ジムの名前、"ガースー"って空目したのワイだけやないはず。