あざみ野にある「たこやきバー」ってどんなところ?
ココがキニナル!
青葉区あざみ野に「たこやきバー」なるものがあると聞きました。若い女の子も結構入ってにぎわっているとか…。(チョット・ベイカーさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
たこやきの焼き方を本場大阪の専門学校で学び、開いたバー。老若男女が訪れるお店で、店長は気軽に入店してほしいとのこと!
ライター:ワカバヤシヒロアキ
目玉商品のたこやきは?
(続き)
特撰しろ醤油4個(290円)
さらに、もう一つ店オリジナルのたこやきがあるというので食べてみた。
特撰しろ醤油というもので、琥珀色の醤油を使って味付けしている一押し商品だそうだ。
ソースとは違って、醤油の甘さが引き立っている。私、個人的には醤油味の方が気に入った。
さすが練りにねって考えられたオリジナルたこやきだ。
冬にたこやきはすごく合う
店を始めた2年前は、たこやきの味も3種類しかなかったが、今年になって2種類増やしたそうだ。
この特撰しろ醤油もその一つ。ちなみに、これらのたこやきはテイクアウトも可能。
では、どうして「たこやきバー」なるものが生まれたのだろうか。店員さんに尋ねてみた。
修行して生まれたたこやきで勝負!
話を聞いたのは、店長の白倉さん。「Taco-nomi」の前身は青葉台の飲食店だったそうで、オープンするなら地元横浜の青葉区が良かったのだと言う。
店長の白倉さん、すごく感じの良い方だった
白倉さんは現在2代目の店長だが、創業時のことを振り返って話してくれた。
―元々、たこやき屋さんの経験は?
全く無かったんです。
―では、なぜ「たこやきバー」を?
最初は、本当に「珍しくて面白い!」という思いだけでした。ですが、実際始めて見ると、そんな珍しいものに惹かれてお客さんが来てくれるので嬉しいですね。また元々カジュアルなバーを目指していたので「たこやき」というチョイスは良かったのかもしれません。
―たこやきとバーを組み合わせようと思ったきっかけは?
大阪にある、たこやき屋さんをヒントにしました。大阪だと、たこやき屋さんでお酒を飲んでいるお店に人がたくさん集まっているんですよね。それを横浜風にアレンジした形が、バーという選択でした。
―たこやきをお客さんに出すまでは苦労しましたか?
大阪に、たこやきの作り方を教えてくれる学校があったので、そこで修行しました。学んでみると奥深くて、未だに毎日研究中です。
―今後もたこやきの種類は増えますか?
具体的には未定ですが、今後もチャレンジしたいと思っています。
元々、たこやき屋さんだった人がバーを始めたわけではなく、バーをやっている人がメニューにたこやきを加えたということではなかった。創業時から、たこやき+バーというお店を計画してのことだったのだ。しかも、大阪のたこやき調理学校で学んだということは、よほど勝負をかけたものだったのだろう。
カウンターでは常連のお客さんが談笑していた
最近は新規のお客さんや常連のお客さんなど、男女問わず若い人から年配の人まで訪れてくれるようになったが、まだまだ課題も多いと言う。
白倉店長は、「バーが入りづらいと感じる人も多いと思います。店はガラス張りにしてオープンにしていますが、それが逆に入りにくいのでは?と考え直したり、とにかく気軽に入ってくれる店を目指したいですね」と今抱える悩みを語ってくれた。
個人的にはガラス張りのおかげで、入りやすいと感じたが、中で常連さんが占拠していると二の足を踏む人もいるのだろう。
さいごに
店でたこやきを食べていたお客さん
男性二人組のお客さんは、写真左の方が近くにお住まいで、店には時折訪れるそうだ。
「たこやきのバーなんて珍しくと面白いと思います」と話し、たこやきとバーを十分に堪能していた。
取材で訪れた12月2日(金)の夜は、全国的に寒波に見舞われたのかお客さんが少なかったが、投稿にもあるように女性客でにぎわうことも多々あるそうだ。
家で作るより、美味しいたこやきが食べられるのも魅力の一つ。
そもそも、たこやき自体、気軽に食べるものなので、一度気軽に入店してみてはいかがだろうか。
―終わり―
Taco-nomi
青葉区あざみ野1-10-6 三橋ビル1F
045-901-2130
月曜定休日
火ー土)17:00~24:00
日)12:00~22:00