横浜駅アソビルの丿貫(へちかん)新店「煮干蕎麦」レポ!ジビエ蕎麦は必食!
ココがキニナル!
人気ラーメン店「丿貫(へちかん)」が、横浜駅のアソビルに「煮干蕎麦」をオープン!お店の雰囲気は?どんなメニューを出す予定?(はまれぽ編集部)
はまれぽ調査結果!
煮干をベースに鳥取県境港産の鮮魚を組み合わせたスープを提供。月に1~2回は新鮮な猪を使用した「ジビエ蕎麦」にお目にかかれるかも!
ライター:はまれぽ編集部
猪、うまし!
ではでは、ジビエ蕎麦をいただいてみましょう!
ジビエ蕎麦~鳥取捕れ猪と鹿の合わせ(950円/税込み)
まずはスープを一口・・・
おぉ・・・なんだこれは。
表面の透き通ったスープからは想像できない、パンチのあるスープ。これは猪の旨味なのだろうか、魚介の出汁とは違う野性味あるコク深さと、後味のサラリとした口当たり。幾多の山々を越えた強靭で毛並みの美しい猪の姿が頭をよぎる。猪は臭みが強いイメージがあったが、全くそれを感じさせない。有害鳥獣としてではなく食用として扱っているため、血抜きなどの下処理がしっかりされているそうだ。
ベースとなる煮干がスープ全体のバランスを整えてくれているように感じた。
麺はもちろん、パツパツのストレート細麺!
丿貫の麺と言えば、パツパツとかザクパツとか、とにかくパツっとした歯応えと表現されるが、4号店でもお馴染みの麺を使用。底力が湧いてくる土台のしっかりとしたスープに、パツっとした麺が寄り添うように絡んで相性は抜群だ。メニューに記載はないが、50円引きで麺ハーフも注文できるとのこと。和え玉を注文したい方は麺ハーフにして調整しても良いだろう。
お酒の肴にもぴったりの薄切りチャーシュー
お願いすればチャーシューを別盛りにして出してくれるので、お昼にちょっと一杯飲みたい方は「キリン クラッシックラガー(400円)」と一緒に別盛りチャーシューをつつくのもオツかも。
現在は鳥取県産豚のチャーシューを使用しているが、今後は猪肉を使ったチャーシューの開発にも取り組む予定とのこと。
最後まで美味しくいただきました
印象的だったのは、スープが最後まで熱かったこと。「猪の油は融点が低いので、油が固まりづらく熱々の状態が続くのでは」と佐藤さん。
今回は猪を活用したラーメンに焦点を当てたが、看板商品の煮干蕎麦も抜群に美味いし、境港の底引網漁で獲れる多様な鮮魚のメニューは毎度期待を裏切らない。
煮干蕎麦(800円)
これまでの隠れ家的な店舗とは違い、横浜駅の通路に直通する開かれた場所でスタートした「煮干蕎麦」。既成概念を超え続ける勢いを期待している。
取材を終えて
店舗は違えど、やはり「丿貫イズム」はラーメンの枠に収まらないことを再確認。これからもさまざまなメニューに圧倒されそうだ。
電球の照明も素敵でした
キニナル混雑状況だが、10人ほどの並びに対して15~20分ほどの待ち時間とのこと。夏場は屋外での待機となるので、日傘や帽子など熱中症対策をして並ぶことをおすすめする。
ー終わりー
煮干蕎麦 by丿貫(6月中旬ごろに正式名称発表)
住所/横浜市西区高島2丁目14−9 アソビル1階
電話/045-594-8762
営業時間/昼:11時~15時、夜:18時~22時(L.O. 21時30分)
※夜営業は土曜日のみ。ラーメンのみの注文は不可。予約不可
定休日/2019年6月から無休(※5月中は火曜定休)
https://twitter.com/NiboshiYokohama
※情報は取材当時のものです