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24hチェーン店「すしざんまい」が中華街に出店した理由とは?

ココがキニナル!

中華街にオープンした24時間営業の寿司店「すしざんまい」は、中華じゃないのになんで中華街に出店したんですか?(XYZさん,たまごさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

中華街が24時間営業にぴったりだと決断し、中華街東門店が誕生。地域に溶け込もうと、すしざんまいは中華街発展会協同組合にも加入しているそう。

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ライター:吉澤 由美子

中華街としてのアイデンティティ



すしざんまいの前を通る人に声をかけると、ほとんどの人が観光客で「中華街にはお寿司屋さんがなくてもいいんじゃない?」といった答えが返ってくる。

東京からいらしたキイタンさんとカヨっこさんは、「はじめは、なぜ?と思ったけど、地元の方が入るお店と聞いて納得しました。ただ、これからスターバックスやマクドナルドみたいなお店がどんどん入ってきたら中華街でなくなってしまう。そこは心配ですね」とのこと。
 


キイタンさんとカヨっこさんは、担担麺を食べてきたところだとか


確かにチェーン店ばかりになったら中華街らしさが薄れてしまう。

ただし、すしざんまいは中華街に溶け込み、根を下ろすことを前提に営業しており、中華街サイドも歓迎している。
 


隣にある「チャイハネ カヤ」も和を中心にしたアジアンテイスト


それに、中華街もメインストリートを少し外れると実はいろいろなお店がある。
 


渋い喫茶店
 

とんかつ屋さん
 

お洒落なカフェ


何軒かカテゴリーからはみだしたお店があっても、それが中華街のイメージや楽しさにふくらみを持たせる営業を行うなら、街として新しい魅力も加わるかもしれない。
 


中華粥の名店「謝甜記」の隣には、微妙に中華料理ではない「長崎屋」も




取材を終えて



近隣の人にとっては、手頃な価格でおいしいお寿司屋さんが24時間365日開いているとなれば利用価値は高い。
 


カウンターで握ってもらうとよりおいしく感じる


「中華街でお寿司なんて」と思っていたけれど、実際に食べてみてすしざんまいはお店選びの選択肢に確実に入ってきた。

中華街は新陳代謝の早い街。ここ数年は特に拍車がかかり、雰囲気ががらりと変わってきた。今では本通りに韓流のグッズショップまである。
 


中華街本通り善隣門近くにある韓流ショップ


すしざんまいを含め、ターニングポイントを迎えた中華街の今後を見守っていきたい。


―終わり―


すしざんまい 公式サイト
http://www.kiyomura.co.jp/

横浜中華街 公式サイト
http://www.chinatown.or.jp/

横浜中華街公式サイト内のすしざんまい紹介ページ
http://www.chinatown.or.jp/gourmet/detail/429
 

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  • 一番の理由はみなとみらい線開通以降景気落ちているのにも関わらず家賃を今だに上げ続けている大家が問題だと思います。「あそこが上がったからうちも」みたいな感じで。だから本当に美味しい中華料理を提供している昔ながらの店はほとんど畳んでしまって少なくなり、逆に言うと金さえ払えばどの業種でも入れる街になってしまった。

  • 中華街が24h営業にぴったりってのが解せないです。ご存知の様に中華街は案外早く9時頃には閉店しまう店が多く、営業しているのはバー等の呑み屋だけ。まぁ飲んだ後の〆のラーメン屋みたいな使い方なら理解できます。

  • 30年も前だけど、中華街というか、その中にある外国船員向けのバーやら、怪しげな所に入り浸っていた。友達が一杯居たんだ。娼婦の友達とかも居たりして、楽しい青春時代だったな。その頃は小さくて美味しい料理屋があった。中国マフィアもやくざも居たけど、今ほど混沌と言うか無節操というか、そう言うのではなく、良く言えば異国情緒漂う街だった。中華屋さんもね、出身県によってメニューが決まっていて、ウチ、ギョウザナイヨ~とか言う店が平気であった。バーやら怪しい店が消えて、こじんまりした店が消えて、そうねぇ~20年位前から中華街は終わったよ。

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