中央市場からみなとみらいに向かう橋はなぜ一車線規制されている?
ココがキニナル!
横浜中央市場からみなとみらいに向かう道路(橋?)は、幅が相当あるにもかかわらず、なぜ一車線に規制されているのでしょうか。(ぱぱさんさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
みなとみらい橋の片側1車線規制は、先につながるコットン大橋が片側1車線しかないことと、安全上の問題を加味して警察と協議した結果だった!
ライター:吉澤 由美子
横浜市にとって重要な役割を果たしている港湾
日本の貿易は、99.6%が海上輸送によって賄われている。私たちの生活を港が支えているのだ。
港湾局で資料を見せていただいて驚いたのだが、豪華客船や大型コンテナ船が横浜港に入港した時の経済効果は1隻につき2億円余りあるらしい。
データが掲載されていたリーフレット
横浜市内の所得や雇用の創出効果も横浜港が関わるものが31%を越えているという調査結果もあった。これは「なにをもってして横浜港と関わるか」の定義によって数値が多少変わってくるだろうが、港が横浜市民の所得や雇用について重要な役割を果たしていることは間違いなさそうだ。
横浜港は、日本の港湾の国際競争力の強化を図ることを目的に作られた全国の港のランク付けでも最上位の「国際戦略港湾」に指定されている。
港湾について、今までより興味を持ってその推移や計画を見守っていきたいと感じた。
取材を終えて
みなとみらい橋の片側1車線規制は、そこにつながる道路が1車線しかないこと、そして通常の交通量を調査した上で、安全上の問題も加味して警察と協議した結果だった。
1車線は封鎖され、その内側にはやはり封鎖されたトンネルの出入口
なにげなく使っている道路にもさまざなま性質のものがあるとわかって面白かった。
ところで、みなとみらいのヘソと呼ばれている「新港サークルウォーク」という歩道橋をご存じだろうか。臨港幹線道路の横浜ワールドポーターズ近くにあって、鉄骨を組み上げたリングが力強い印象のこの歩道橋は港湾局の作ったもの。
存在感のある新港サークルウォーク
新港ふ頭にある歴史的なハンマーヘッドクレーンに似た、ハードで男っぽいイメージの歩道橋は、なるほど港湾局らしい雰囲気。道路の成り立ちを知っていると、こうした面白い発見があるのも楽しい。
ハンマーヘッドクレーン※2011年スマートイルミネーションイベント時に撮影
―終わり―
横浜市港湾局企画調整課
横浜市中区山下町2 産業貿易センタービル
TEL:045(671)2881
横浜市港湾局 公式サイト
http://www.city.yokohama.lg.jp/kowan/
リーフレット「横浜港の経済効果」pdf
http://www.city.yokohama.lg.jp/kowan/m-learn/chiikikeizai/
雲葉 @since1992さん
2012年10月18日 17時19分
くてくてさん、その新聞記事を紹介いたします。ログイン不要で読めるはずです。 http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001210170004
くてくてさん
2012年10月18日 11時03分
雲葉 @since1992さんのコメントにある、「完成から13年間未開通だったトンネルが今年度内にも開通予定」について知りたいです。以前からサークルウォーク上から未使用なのをみていて、どうなっているんだろうと思っていました。
Nicksさん
2012年10月17日 22時51分
平日の本牧埠頭や大黒埠頭のコンテナターミナルを見ていると凄まじい量のコンテナトラックが走行していますね。日本経済を支える原動力を目の当たりに感じられる場所です。臨港幹線道路が全線開通すればベイブリジ下層をとおる国道357号線と結ばれグルッと横浜港を一周する完全な環状道路になりますね。それによってコンテナトラックは自由に埠頭感を行き通う事が可能となってトランシップを容易にし横浜港がハブ港として国際基幹航路を維持する一つの方策になると思います。関内やMMの地上道路と別枠のバイパスになりますから、埠頭間輸送の分離効果だけでなく、一般車両も渋滞する横浜都心をバイパスできるようになるので、南北の移動が非常にスムーズになると思います。最近のニュースでトンネルも開通させるそうですし、交通量の増加にあわせて2車線化し、横浜都心の新たな環状ストリートとして機能することを楽しみにしています。