元気でフレンドリーな地元の人々の活気を感じる街、はま旅Vol.103「中田」編
ココがキニナル!
横浜市内全駅全下車の「はま旅」第103回は、中田駅周辺で「小さな春を探す」旅。元気でフレンドリーな地元の人々と触れ合いながら、安くておいしいものを堪能する。
ライター:若松 真美
またもや意外な場所に佇む店舗(つづき)
店主にお話を伺うと、先代が、となりのスーパーができたのと同じ40年前頃から店を構えているそうだ。一日何本くらい売れるんですかという質問には「何本だろうね~? 分かんないや」。取材の旨を話し、写真を撮ってもいいか聞いてみると「お店はいいけど、オレはダメだよっ!」とのことで残念。
さらに「演歌好きなんですか?」と聞くと「いや! 好きじゃないよ!」と一言。
なんでも、お知り合いの磯子区在住演歌歌手の、歌の宣伝を兼ねて流しているのだとか。
言われてみれば、同じ方(演歌歌手:水木昌平さん)の顔ばかり・・・
お話をしている間もお客さんが来ているが、フレンドリーな店主。威勢のいい「らっしゃい!!」というあいさつだけでなく、注文後、いったん買い物に出かけてから受け取りに戻るというお客には「じゃ、あとでね~!」なんて声をかけている。筆者が名刺をわたすと「マミちゃんか、かわいい名前じゃん!」と、その後「マミちゃん」と呼んでくれた。
炭火で焼く様子。取材中も手の動きは止められない
レバー、カシラ(各60円)。立ち食い・・・
せっかくなのでレバーとカシラをいただいた。焼き鳥は塩派の筆者だが、タレがしつこくなく、それでいてしっかりと味がついていて、おいしい! 絶対タレがおすすめ!
居心地抜群のカフェへ
やっと見つけたカフェに救われる思い・・・
その後は灯台下暗しで、駅から徒歩1分ほどの場所にカフェを発見。コーヒーを注文してテーブルに着き、ほっと一息つく。それにしてもこのカフェ、名前が「ピッコロ」。どうしてもあの超有名マンガのキャラを思い浮かべてしまう。コーヒーが運ばれてきたので店名についてたずねてみると、ピッコロはイタリア語で「小さい」という意味で、店名は「小さなお城」という意味を込めてつけられたそう。
アイスコーヒー200円
ピッコロでは、自家製デザートがなんと150円という安さ。店長小山さんの手作りなのだとか! チーズケーキをいただいたが、甘さ控えめでおいしい!
自家製チーズケーキ150円、ホットコーヒー200円
取材を快諾してくださった店長の小山さん
また、ピザやトーストなどのメニューもお手頃価格。ランチではパスタやオムライスなどに、デザートとドリンクのセットが600円というから驚いた。居心地も抜群で最寄り駅にあったら通っていたに違いないと思った。
明るくかわいらしい店内。各テーブルのスペースが広々
安くておいしいものを堪能した一日だった
飲食店は多くはないが、どこの店もおいしくて安い! 駅周辺は商店街で個人店が多く、また意外なスペースを利用したミニマムなお店もあり面白かった。人々は元気でフレンドリーな方が多く、下町っぽい雰囲気。少し歩くと一面畑の場所もあり、最初はのどかなイメージを持っていたが、取材後は、のどかさよりも人々から活気を感じる街だと思った。
■今回のはま旅「中田」周辺
(Googleマップより)
・「和心」泉区東中田南3-7-5りんどう中田ビル2F
・「直売所」泉区中田東2-3-29
・「しらゆり公園」泉区中田東1-41
・「鳥正」Aコープ中田店(横泉区中田南3-2-38)駐車場となり
・「ピッコロ」泉区中田東3-1-3第3ミキビル1F
―終わり―
雲葉 @since1992さん
2013年03月25日 13時11分
「鳥正」まだあったんですね!地下鉄が通るまでは近くにバスの折返し所があり、待っている間に買い食いしたものです(笑)。そのバスは戸塚バスセンターでなく駅に近い戸塚一丁目へ入るのでよく利用してました。あれ?戸塚一丁目なんて町は存在しないぞ?なぜだ?
烈親父さん
2013年03月22日 12時40分
この赤い桜は、横浜緋桜ではないかな?岸根公園にもたくさん咲いている。桜木町駅近辺にもあると聞いている。