「うどんバカ」ライター井上がちょっと変わった店名のうどん店3軒を調査!
ココがキニナル!
石川町ジャンクションの下あたりにある「かばのおうどん」といううどん屋さんがすごく気になります。どんなうどん屋さんなのか、なんで「かば」なのか、調査お願いします。(ひかりゼロさん)
はまれぽ調査結果!
変わった店名のうどん店3軒を調査!各店それぞれ違うタイプだったので、参考にしていただきたい!
ライター:井上 こん
フィナーレはリズミカルな店名「つるつる天」
最後は、JR石川町駅南口より約15秒のところにある「つるつる天」。
駅からすぐ、そこ
2011(平成23)年にクリーニング会社とコンテナ会社の共同出資でオープン。
「つるっ」とした食感を目指していたので、店名には必ず「つる」を付けたかったという。また、店名の「天」には、売上がどんどん上っていきますように、という願いが込められているそうだ。
今では石川町駅を利用する人たちの腹を満たす「駅の顔」となっている。
かき揚げ(冷し)ぶっかけうどん(680円)
お勧めの「かき揚げぶっかけうどん」と対面。そこには15cmはあるであろう巨大海鮮かき揚げがそびえ立つ。
ドドンッ! 見よ、このかき揚げタワー!
単品で注文した場合は200円なので、「1cmあたり13円位だな・・・」と何となく計算してみたり。お店は特にこの商品をプッシュしているわけではないが、どう見てもこれが一番の珍メニューと思われる。
店名の由来でもあるツルツル感はのどごしの良さに繋がる。優しく女性的な麺はサバ・カツオ・昆布の香りをまとい、上品な印象。開店にあたり四国へうどん研究に行ったということだが、食べごたえのある“ザ・讃岐感”は目指していないようだ。
いざ、実食!
実はこの冷やしぶっかけ、最初、冷やしとしては氷でのシメが甘いと思ったが、これは食の進まない人にも食べてもらえるよう「あえてぬるい」のだそう。キンキンに冷えたうどんでは途中で食べ飽きてしまう、という考えのもとそうしているのだというが、これは好みが分かれるかも。
うどんは、遠赤外線の釜で茹でている
こちらが遠赤外線の釜
豚肉がたっぷり。人気の肉汁つけうどん(890円)
うどんの食感や出汁、天ぷらまで万人受けしやすい印象なので、好みに左右されない間口の広いうどん屋であると思う。
つるつる天の栗原店長(左から2番目)とスタッフの皆さん
弾力 | ★✩✩ |
のどごし | ★★✩ |
小麦の香り | ★✩✩ |
珍メニュー | ★★✩ |
※「はまれぽ見た」で「野菜3点盛り」サービスしていただけることに!
取材を終えて
福岡市にある承天寺(じょうてんじ)を開いた僧侶・円爾(えんに)は、1241(仁治2)年に中国から帰国し製粉の技術を持ち帰り、うどんのほか、そばやまんじゅうを広めたといわれている。
このうどんから、そうめん・ほうとうなどへの派生やパスタのようなレシピへの順応といった豊かな柔軟性を思うと、一言で「うどん」と括るには奥深い。
今回取材した3軒を見ても、そこにはモッチリあり、ツルツルあり、とまさに「カラーが違う」。ぜひ足を運んでいただきたい。
―終わり―
かばのおうどん
住所/横浜市中区山下町276-2
電話/045-651-5480
営業時間/11:30~23:00
定休日/無
じょんならん
住所/横浜市神奈川区六角橋2-14-9 KEIコーポ白楽1階
電話/045-413-2345
営業時間/11:30~14:30、18:00~22:00
定休日/月曜日(祝日は営業)
つるつる天
住所/横浜市中区石川町2-62-5
電話/045-228-9633
営業時間/11:30~20:00
定休日/無
ゆめいしさん
2016年08月19日 13時26分
気になって確認してみましたが、「つるつる天」さんは、すでに閉店しているようです。http://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140105/14042718/
primex64さん
2015年07月15日 12時16分
「じょんならん」は饂飩が美味しいのはもとより天麩羅も美味しくて、香川では定番の一つという長天・ちくわ天もあります。それと、大概の3連休には限定で「いりこ出汁」の饂飩もやっています。是非ご賞味あれ。http://u111u.info/muem
てるさん
2013年09月06日 00時01分
うどん県出身で年に数回食べに帰っています。確かにうどん県のと比べれば値段は2,3倍ぐらい高いけど、土地建物や人件費のことを考えたらしょうがないでしょう。それにしても同じ材料、技術があれば美味しいうどん作れて繁盛しそうなのに、横浜はあまりないですね。