コワい人の家?それともクラブ!?ライター松宮が関内にある“正体不明の黒い建物”に突撃!
ココがキニナル!
関内のベイスターズ通りから一本路地に入ってすぐの真っ黒い建物。コワイ人のお家?お店?クラブ?詳細全然わかりませーん!(こっこさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
真っ黒い建物の正体は「恵手得停(えてえてい)」という隠れ家レストラン。一見超入りにくいが、入ってみるとスタッフがもてなしてくれる店だった!
ライター:松宮 史佳
衝撃の「お好み焼き」
料理は気軽に楽しめる一品料理からコース(7品付き/3800円~)まで豊富
人気メニューを伺うと、「お好み焼き」と「特選石垣牛のシャトーブリアン」との答え。
お好み焼きの「恵手得亭玉」は藤田さんの発想を元に毎日試食を繰り返し、スタッフ全員で考案。藤田さんは伊勢佐木町出身のハマっ子で「よく下町でお好み焼きを食べていた」という。
「恵手得亭玉」には“スプーン3杯ほどしか粉が入っていない。中はほとんどキャベツで「超ヘルシー」とのこと。藤田さんは試食をするために「恵手得亭玉」を食べ続け、「3ヶ月で10キロやせた」そうだ。
ほかには豚肉・じゃがいも・すじこん(すじ肉&こんにゃく)・天使の海老(ニューカレドニア産)が入っているとのこと。
・・・聞けば聞くほどまったく味が想像できない。
贅沢にも石垣牛の脂を使って焼いており、店内には香ばしいにおいが漂う
・・・待つこと約10分。
ついに「恵手得亭玉(1200円)」が登場!
表面には青のり、かつお粉、マヨネーズ、自家製ソースがかかっている
早速ひと口。・・・・「!!!!」
ケーキのようにふわふわで軽やかで、まるで口の中で踊っているよう。中のキャベツは極細に切ってあるので“ザクザク” 感はまったくなく、軽さを出すのに一役買っている。海老は新鮮で超美味。生地の中からたまに顔を出すホクホクしたじゃがいももいい感じ。
いろいろな素材が入っていながらもバラバラにならず、極上のハーモニーを形成している。
ふわふわ&やわらかいので、箸で持つのもひと苦労
りんごやバナナを使った超フルーティーな自家製ソースも◎
お客さんの中にはお好み焼きが苦手だったが、「これは美味しい!」と好きになる人もいるとか。
今まで食べたことがない、新たなお好み焼きに出会い、衝撃を受けた松宮。続いて噂の「特選石垣牛」をいただくことに!
肉の旨み、ここに極まれり! 「特選石垣牛」
フレンチ、割烹、寿司店などで修業を積んだ料理長の村松さんにお話を伺う。
スジを切り、ていねいに処理をする
石垣牛は「ほかの肉にはない旨みを味わえる」と村松さん。都内での相場は100~120gで2万5000円ほどだが、「恵手得亭」では6000円(80g)で提供。
お待ちかねの「特選石垣牛のシャトーブリアン(6000円)」が登場!
炭塩、島唐辛子入りの塩、海藻塩を添えて食べる
・・・箸で切れるほどやわらかいのだが、噛み応えがあり、噛めば噛むほど旨みが増す。赤身が持つ肉本来の旨みが口の中に広がり、言葉を無くすほど美味。思わず取材を忘れ、黙々と食べてしまった!
取材を終えて
看板がなく、ドアの取っ手もない「恵手得亭」はとても入りにくい。しかし、新しい客に対しても排他的ではなく、勇気を出して一度入れば、誰でもウェルカムなのだ。現に取材中も「これ何の店?」と数人が見学に来ていた。朝5時まで「美味しい食事&お茶」ができるのもうれしい。
衝撃の美味しさだった「得手恵亭玉」と「特選石垣牛のシャトーブリアン」をまた食べに行きたい!
―終わり―
恵手得亭
住所/横浜市中区太田町2-26-3 ETビルディング
電話/045-662-5623
営業時間/18:00~5:00
定休日/日・祝日
うなぎさん
2013年09月09日 06時29分
松宮ライターの御尊顔が拝見できない記事なんていやだ
吉閥さん
2013年09月08日 08時49分
こういうページで紹介しては、「隠れ家」ではないような……。それはさておき、一度は足を運んでみたいようなお店ですね。ちょっと気軽に足を運びにくいような印象もありますが。
横山市民さん
2013年09月08日 02時04分
メニューの文字読めねぇ・・・