今年は快晴!横浜DeNAベイスターズ「ファンフェスティバル2013」の様子をレポート!
ココがキニナル!
11月23日、横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズの「ファンフェスティバル2013」の雰囲気をお届け!
ライター:田中 大輔
試合形式のイベントでは、中畑監督が・・・
さてさて、その後内野グラウンドでは、目玉イベント「ファンがルールブックだ!! バラエティベースボール」がいよいよプレイボール。金城龍彦監督率いるチーム金城と鶴岡一成監督率いるチーム鶴岡の3イニング制の紅白戦だ。
普通の紅白戦と違うのは、ところどころで球団公式facebookページで募集された特別ルールが適用される点。この特殊ルールがゲームに思わぬ波乱を呼びこんだ!?
まずは両チームのスタメン。
普段はお目にかかれないチーム構成
ゲームの方は、点の取り合いになるかと思いきや両先発とも無失点で立ちあがる意外な展開。しかし、2回表に荒波の2ラン、古村徹選手のソロと2本のホームランでチーム鶴岡が3点を先制して試合が動き出す。
先制ホーマーの荒波。フェンスはいつもよりだいぶ手前とは言えナイスバッティング
その裏、伊藤拓郎選手が打席に入った所で特殊ルール『投手2人がランダムで』が発動。
これはマウンドにふたりの選手があがり、どちらか一方がボールを投げるというもの。
荒波&下園のどっちが投げるか分からない魔球(?)
しかし、伊藤はまどわされることなくホームランをかっ飛ばし、1点を返す。
なおも攻め立てて、ランナー1、2塁。この場面でさらに特殊ルール『逆方向に走る』が適用。
通常と逆の時計回りに進塁することになり、1、2塁の走者は2、3塁のビッグチャンスに早変わり。
白崎浩之選手のショートゴロの間に、“1塁ランナー”の多村がホームを陥れて、3-2とチーム金城が追い上げを見せた。
打った白崎も、もちろん3塁に向かって走った
スタンドが最もわいたのは3回表。
二死走者なしの場面で適用された特殊ルール『代打、中畑清』。
突然の要請にベンチ裏から飛び出した中畑監督がバットを持って、打席へ。
このユニホームを着た中畑清が打席に立つ日が来るとは!
腕に年は取らせない! 鋭いスイングを見せてくれた
現役時代を彷彿とさせるスイングを見せ、見事センター前ヒット。
すぐに代走を要求する中畑監督だが、この日の監督・鶴岡は「ノー!」。1塁に残り、続く高崎健太郎選手のヒットで2塁へのランニングも見せてくれた。
試合の方は2点ビハインドで最終回を迎えたチーム金城が、太田亜斗里選手の2ランでついに同点に。
最後は代打で登場した番長・三浦がレフトスタンドへサヨナラホームランを叩き込み、大逆転でチーム金城が勝利を飾った。
【名場面】代走・Reika(diana)。やりたい放題の鶴岡采配が生んだ奇跡
シーズン中には見られないハチャメチャな野球にスタジアム中が爆笑に次ぐ爆笑。
ファンフェスティバルの真骨頂とも言えるイベントに、ファンも大満足だったようだ。
来季への活力に!
スタジアムを訪れた田島さんと金崎さんは、ファン歴2年。
石川ファンの田島さん(左)と梶谷を応援する金崎さん
選手とのふれあいを楽しみたいという金崎さんと、横浜高校ファンでトークショーがお目当てだった田島さん。どちらも初めてのファンフェスティバルを大いに楽しんでいたようだ。
おふたり以外のファンもみな一様に笑顔。
取材をしている記者やカメラマンも普段とは違ってニコニコしながらの仕事。やっぱりファンフェスはこうじゃなくっちゃ。
そんなお祭りを締めくくるフィナーレセレモニーでは、再び全選手がグラウンドに整列。
選手会長の下園辰也選手がマイクを握り、ファンにあいさつ
しかし、これであっさり終わらないのがDeNAベイスターズの素敵なところ。
出口前に選手たちが集結し、すべてのファンをハイタッチで送りだす最後のプログラムが用意されていたのだ。
なにしろ万単位のお客さん。かなり長い時間、選手たちはハイタッチに応じていた
実は、盛り上がりすぎたのか終了予定時刻をかなり過ぎての閉会となった今年のファンフェスティバル。
選手もファンも、来季に向けてパワーを蓄えられたんじゃないだろうか。
このエネルギーを来シーズンにぶつけて、悲願のCS進出へ。そして、今年以上にいい気分で来年のファンフェスティバルを迎えようじゃないか!
―終わり―
今宵月男さん
2013年11月28日 01時08分
今年はなぜ入場制限したのですか?毎年行ってたのに、チケット売り切れで買えなくて入れませんでした。感謝されなかったファンより。笑
ほんま かつゆきさん
2013年11月26日 21時01分
いろいろ話題はありますが12球団でもファンを大切にしてくれる、という意味ではかなら上位では?と思わせる演出ですね!