検索ボタン

検索

横浜のキニナル情報が見つかる! はまれぽ.com

  • 36年ぶりに完全復活「横浜銀蝿 40th」。オリジナルメンバーで再結成!
  • 神奈川県内の横浜家系ラーメン店がどこにあるか地図からすぐわかる!横浜の観光情報「よこはまっぷ」
  • イベント開催、店舗オープン、新商品発売などリリース情報を配信したい方へ
  • はまれぽ.comにあなたのお店・会社を無料で掲載しませんか?

にぎわう街にはさまれて廃れた印象があるという京急「屏風浦」駅周辺、本当に廃れているのか?

ココがキニナル!

京急屏風浦駅前が廃れていて、隣の杉田、上大岡とえらい違いで住民としてがっかり。100均も大手ドラッグストアもありません。なぜこんなに廃れているのでしょうか?(闘魔州さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

京急屏風浦駅周辺には100円均一や大手ドラッグストアはない。しかし魅力的な店主の経営する店が多く、決して街も廃れてはいない。

  • LINE
  • はてな

ライター:三輪 大輔

本当に廃れている? 再び屏風浦へ!



「そこがお菓子屋、その隣が時計店。それから靴屋、薬屋、本屋、パン屋、カメラ屋かな。あのアパートの先には市場があったね。50軒以上は店があったんじゃないかな」

うなぎや焼鳥を売っている「鰻屋」の店主が、このように説明してくれる。それは屏風浦にある白旗(しらはた)商店街の、かつての様子について取材している最中であった。住宅街の中の入り組んだ道を辿ると白旗商店街が現れる。そこでは現在、5軒ほどの商店が営業をしていた。
  


当時の記憶を辿りながら、インタビューに応えてくれる店主


「うちが店を出したのは38年前。当時は、すごいにぎわいだったよ。戦後すぐに店を始めた人もたくさんいて、うちが店を出す少し前が商店街のピークだったんじゃないかな」

「鰻屋」の開業が1977(昭和52)年で、その少し前に店舗数がピークになっていた白旗商店街。「上大岡駅」と「杉田駅」で宅地開発が盛んになったのが1960(昭和35)年前後で、「屏風浦」でも当時、2駅ほど大規模ではないにせよ開発は行われている。しかし、こうした開発は屏風浦にも、それなりの盛り上がりをもたらしていたのだ。
  


白旗商店街の入口には、街灯に看板がつけられている

 
「商店街は、十数年前から徐々に店が少なくなっていた感じだよ。ある1軒がアパートになってしまうと、ほかももう次から次へアパートになっていってね。残ったのが、今やっている店というわけ」

上大岡は1980(昭和55)年過ぎに再開発が過熱し、横浜南部エリアの一大ベッドタウンとなる。もしかしたら上大岡駅周辺で人口が増え出して、近隣の杉田駅でも抱えきれなくなった結果、開発の余地が残されていた屏風浦周辺で吸収しようとしたのかもしれない。
 
「だけど店を辞めるつもりはないよ。たくさんのお客さんも来てくれるしね。もっと頑張っていくつもりだよ」
 


「鰻屋」だけど焼鳥は身もたっぷりで安くて美味しい


その店主の言葉通り、この日も店は混雑していた。インタビュー中も焼鳥やうなぎを買いにくる方が絶えず現れ、併設する立ち飲み屋も、たくさんの人でにぎわっている。
  


リーズナブルな値段で飲むことができるとあって大人気


また駅前に店を構える喫茶店「エルム」の店長であるサカマキさんからも、興味深い話を聞くことができた。
  


駅から歩いてすぐの場所にある喫茶店「エルム」

 
「うちが店を始めて40年ですから、この辺りで一番古い店になりますかね。私の両親も、この地で店を経営していました。確かに大手ドラッグストアや100円均一などはありませんが、必要なものがあれば上大岡や杉田まで買いに出かければいいだけです。特別、不便を感じることはありません。昔から、そうやって生活をしてきましたから」

どうやら屏風浦には以前から、生活雑貨を買うための店が少なかったようだ。しかし、サカマキさんはそれを不便であるとは感じないという。それは屏風浦を愛しているからである。

「屏風浦には大きな病院があるため、パチンコ店や風俗店もありません。静かな街であるので、とても気にいっています」
  


喫茶店「エルム」の店内は、ゆったりと落ち着けるスペースがある


確かに屏風浦は、大手資本が主導する都市開発から少し取り残された。しかし、それぞれの街には個性がある。そして街の個性を作っている「何か」は必ずあるはずだ。屏風浦では地元に住む方々の織りなす生活が、街の個性となって現れているのかもしれない。
 


取材を終えて
 
「上大岡駅」「屏風浦駅」「杉田駅」の3駅であるが、一駅変わるだけで、こんなにも街の表情が変わるものなのかと驚いた。今回の調査を通して、京急沿線の街の魅力に、また少し触れた気がする。
 

―終わり―
 

参考文献
『京浜急行百年史』
『京急の駅 今昔・昭和の面影』
 

この記事どうだった?

  • LINE
  • はてな
コメントする
  • 屛風ヶ浦には、約30年住んでいました。ここが廃れたわけは、石川島播磨重工業の通勤路が変わったからです。以前は屏風が裏駅から白幡を通るのが通勤経路だったのですが、新杉田側に替えられたからです。さらに工場の職員数も非常に減っています。洋光台にあった膨大な社宅も随分となくなりました。これも日本の産業構造の変化によるものでしょう。京浜ストアができた云々のせいではありません。

  • ちょっと掘り下げ方が浅いと思います。もっと記者さんは町の歴史を調べたほうがいいのでは。例えば、現在の屏風浦交差点の角には映画館があったはずです。磯子区の歴史の本に載っていました。磯子区と金沢区は高度成長期に埋め立てで町が大きく変貌した事についても触れてほしかったです。

  • 屏風浦には、3年前位に出来た焼鳥屋さんの元気鶏とゆうお店があります!平日でも入れないぐらいの人気店です。ここを取材しないと始まらないです!

もっと見る

おすすめ記事

京急「屏風浦」駅はなぜ「屏風ヶ浦」じゃないの?

横浜駅から20分の場所で非日常を満喫。家族旅行やみなとみらいの観光にオススメな、横浜唯一の料理旅館

  • PR

屏風浦駅前の外観が洋風っぽい店の真相は?

悩めるハマっ子へ・・・もっと知ってほしい!! 横浜桜木町に悩みを相談できる高橋知子先生がいることを!

  • PR

「幸福のチケット」付き? 崎陽軒の限定弁当も味わえた「シーサイドラインフェスタ」の様子は?

マンガ読み放題!? 高速ドライカットがイチオシの“コミックカフェ” みたいに寛げる「re:mix」

  • PR

横浜駅にある「次世代自販機」、酔っ払いには何をススメる?

神奈川県最大の警備会社はやっぱり凄かった! トータルな人間力を武器に横浜から全国の安全を守る!

  • PR

こんな記事も読まれてます

有隣堂 週間BOOKランキング 8月16日(日)~8月22日(土)

100種以上のラム酒が楽しめる「Yokohama RUM Festival 2018」ってどんなイベント?

神奈川区の東横フラワー緑道沿いにある謎の手書きポップのお店って?

横浜オクトーバーフェスト2012の様子は?

アド街でも取り上げられた「横浜駅」周辺の記事をピックアップ!【編集部厳選】

横浜ハンマーヘッドで開催中の「ハローワンピース展」で麦わらの一味と冒険してきた!【特典あり】

開店直前! 横浜DeNAベイスターズが運営する『COFFEE AND BAR &9』の様子をレポート!

「幸福のチケット」付き? 崎陽軒の限定弁当も味わえた「シーサイドラインフェスタ」の様子は?

新着記事