「ハマザップ」は結果にコミットすることができるのか? いよいよ、やっと、ついに本気で始動!
ココがキニナル!
編集部・吉田がいっこうに痩せないため今話題沸騰中の「ライザップ」に学び、それを超える「ハマザップ」で結果にコミットできるのか?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
GWの楽しい思い出に誘われ、六国峠ハイキングコースへと吉田を誘った大仏だが、季節は確実に変わっていたので引き返し、屋内でしっかり燃焼
ライター:永田 ミナミ
全知全能の神の門をたたく
さて、金沢文庫で「次は屋内で」と言った大仏に吉田が「あ、それなら前に取材したスポーツジム“アンスール”に行きましょうよ、編集部から近いし。あそこは効きますよ」と言うので、数日後、さっそくそのアンスールというところへ行ってみることにした。
関内駅から徒歩5分。この門をくぐって2階にアンスールはある
今回はみずから言い出しただけあって表情が違う。しかし丸みも増したような
さりげない佇まいながら虎の穴的雰囲気を漂わせるエントランス
「頼もう」とドアを開けるとそこは
思わず体を動かしたくなる空間がひろがっていた
窓際にはアンスールの重要アイテムのひとつ、ViPR(ヴァイパー)がならぶ
そしてやさしく微笑む三井一正さんがViPRを手に迎えてくれた
三井さんのプロフィールを紹介すると枚挙に暇がない。ViPRジャパンオフィシャル・インストラクターで健康運動指導士、米国ISNFサプリメントアドバイザーであり、所属店舗を契約しているコナミスポーツではスタッフを育成するマスタートレーナーの資格を持ち、コナミスポーツ山下町のスタジオでは10年間、常に集客トップを誇る。
さらにはヒロブラジリアン柔術のインストラクターであり、ブラジリアン柔術全日本選手権ではレーヴィ級優勝、アジア選手権では08、10、12年にペナ級 で優勝、そのほか全日本マスター&シニア選手権や、東京国際トーナメントなど優勝多数しているというスーパートレーナー&格闘家なのである。
実践の前に
そんな三井さんにまずはアンスールでのトレーニングの話を聞くことに
ア ンスールでは「体力」を体(身体的要素)と心(精神的要素)に分け、それぞれをさらに「攻める体力(行動体力)」と「守る体力(防衛体力)」に分けて考え ているという。体の「攻める体力」とはいわゆる「筋力」や持久力、バランスなどであり、「守る体力」は免疫力、体温調整、身体的ストレスに対する抵抗力で ある。「筋力」に「スピード」を合わせると「瞬発力」になる。
なるほど。では「体力」を構成するもうひとつの精神的要素を見てみると
「攻める体力」ほうに「意志」「判断」「意欲」とあり
そして「守る体力」のほうに「精神的ストレスに対する抵抗力」とある。「精神的ストレスに対する抵抗力」。まあ何て吉田君にふさわしい言葉だろうか。大仏を悩ませる「ストレスが溜まったらラーメンで解消」という吉田君のなかにある回路をどうしたらいいのものか。
「自分ではどっちの要素に問題があると思うかね」と大仏が問うと、吉田は黙って指差した。
その通りだよ吉田君。心の筋肉が全然ないという自覚はあるようだね
次から次へと出てくる吉田のラーメン譚に苦笑いするしかない三井さん
閑話休題、上記のさまざまな「体力」を、必要に応じて特化して鍛えていくのがアスリートなら、そうではない一般の人は、すべてをバランス良くトータルで伸ばしていく。これはフィットネスの世界では常識なのだそう。
さらに、アンスールでは「H.I.I.T(High Intensity Interval Training)」という高強度インターバルトレーニングを採用。この短時間に集中して負荷をかけるトレーニング方法に、股関節・肩甲骨・腰椎を重視し、従来は縦と横の動きが中心だったトレーニングに回転や斜め、バランスといった、多角的な要素を加えたファンクショナル・トレーニングをプラス。
1時間ほどのトレーニング間に800キロカロリーほどの燃焼も可能という、忙しい社会人にはうってつけのプログラムなのである。しかも、インターバルをはさむので実質1時間で運動している時間はわずか9分。
そうなんですよね、ジムへは通いきれなくて風呂だけ入りに行ってました
これは何ですか? と「2014年階段ダッシュ選手権&BBQ」を開いてみると
完全無欠な鋼の肉体が階段を駆け上がる姿があった
アンスールでは、このように自然と触れ合うアウトドア・トレーニングやBBQ、中華街での食事会など、メンバーどうしの横のつながりも重視しているそうだ。
ただジムに行って着替え黙々と運動するのではなく、親睦を深め互いに声をかけ励まし合いながらトレーニングを続ける、という環境がここにはある。
「それではそろそろメンバーもやってくるころなので、準備をしましょうか」と三井さんが立ち上がった。
すべては画面のなかに
鏡の奥にある更衣室(男女別)で着替えてきた吉田に、ある装置を取りつける
「なんかベルトの長さ限界まで伸ばしてもぎりぎりなんだけど」「いやあ、またちょっと体重増えちゃって」と悪びれることもなく言う吉田に、大仏は無言で溜息をつくばかりであった。
さて、肋骨のすぐ下のところにあの装置をとりつけると
何とタブレットの画面に吉田の心拍数が表示されてしまうのだ
心拍数は安定時の平均が1分間に72。110~120程度がウオーミングアップで、120~150が体脂肪燃焼、そしてそれ以上がハイ・インテンシティゾーンになるという。
上の写真に表示された「46%」は、心拍数87の吉田はハイ・インテンシティ時の46%であるということをあらわしている。
ちなみに少し足踏みをすれば正確に上昇。画面の色も変わる一目瞭然さ
サボる暇などなさそうだが、もし手加減したり体力の限界のふりをしたりするようなことがあっても、真実はすべて画面のなかにあるのである。
ウオーミングアップがてら予習
足手まといにならないよう、プログラムが始まる前にViPRの使い方を教わっておくことにした。
基本は、男性が6kg、女性は4kg。もちろん自分に合わせてどちらを使ってもいい
一緒にやりましょうよ、といつものように道連れになる大仏だったが
半眼の視界だと何をやっているのかよく見えず
全然ついていけなかったが
吉田の心拍数は135に達し、はやくも燃焼ゾーンに入っていた
本当のトレーニングはこれから
「アンスール」とは何かと思い調べてみた大仏は、ゲルマン人が用いたルーン文字のなかに「アンスール」という文字を見つけた。
現代のアルファベットでは「a」にあたるとされるこの「アンスール」には、北欧神話に登場する全知全能の神「オーディン」を意味し、英語の「answer」の語源でもあるという。
やがて始まるトレーニングを目の当たりにした大仏は「なるほど、ハマザップの答えは、もしかしたらここにあるのかもしれない」と思うのだったが、それはまた次回。
まさかこのあと吉田君のラーメン回路がショートする瞬間がやってくるとは
―終わり―
MKさん
2015年07月25日 17時15分
普通のハイキング記事かと思ったら??続きが楽しみです。
今宵月男さん
2015年07月22日 17時33分
女性でやればいいのに。