羽沢横浜国大駅開業、相鉄・JR直通運転開始記念イベント「ハザコクフェスタ」をレポート
ココがキニナル!
いよいよ相鉄線が東京へ走り始めます。羽沢横浜国大駅では式典やトークショーも行われるとか。歴史的な開業日の様子を、ぜひ取材してください!(そうてつボーイさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
羽沢横浜国大駅の開業当日は大混雑! 切符購入まで1時間以上待ちの列が並び、開業イベントは入場規制がかかるほど。多くの人が集まり、その注目度の高さがうかがえた
ライター:すがた もえ子
羽沢横浜国大駅構内の様子は?
次は、新設された駅の様子を見てみよう。以前のレポート時には伝えられなかった部分も含めて、構内を探索してみる。
羽沢横浜国大駅の正面
駅名票には、相鉄線とJRのマークが入っている
路線図にも駅名が追加され
駅構内のガラスをよく見ると「羽」のマークを発見した!
続いては、駅のホーム。取材した時間帯は、1時間に2本の運転本数だったため、人が多く溢れている印象だった。
ホームは混雑していた
日中の11時~15時の時間帯は、30分に1本ペース
2番ホーム4号車1番扉付近の駅名標にはサインを発見
これは『タモリ倶楽部』で訪れた出演者のサインだ
この日はサインを撮影するために、ここにも長蛇の列ができるほど。
埼京線の電車も姿を見せ
行先には「新宿行」の文字
駅開業と相互乗り入れの初日ということもあり、電車の中も非常に混んでいた。
「来場者の多さにびっくり!」
ここでイベントに訪れていた方に、お話しを伺った。
近くにお住まいのI・Sさんファミリー
I・Sさんファミリーは、「この辺りは何にもなかったので、街が栄えて買い物とかもしやすくなるといいと思います。イベントは思ったより人が多いのと、賑わっていたのでびっくりしました」と、今後の発展にも期待しているとのこと。
イベントの入場列に並んでいたコタロウくんは、「イベントを楽しみにきました。電車に乗ってきたし、楽しいです」と話してくれた。
新駅を見に来たというコタロウくん
また、電車が好きで愛知県在住のK・Jさんは、「式典開始の1時間前に到着していたが、混雑で式典を見ることができなかった」とのことで、切符を購入することにしたという。
式典を見られなかったというK・Jさん
「購入するまで1時間~1時間半は並んだ。ぼくは愛知県在住なんですけど、用事があって昨日こっちに来ていました。興味があって来てみましたが、こんなに人がいるとは正直思いませんでした」とK・Jさん。
紙の切符には絵葉書がおまけについてきた
イベントは15時までだったが、14時ごろでもイベントの入場列に次々と人が並んでいた。終始、混雑が緩和する様子はみられないほどの反響ぶりだった。
ぐるっと取り囲んでいるのは、イベント入場待ちの列(14時ごろ)
20年ぶりの新駅開業、そして悲願ともいわれた相鉄線・JR相互乗り入れで、羽沢地区はこれから大きく開発が進みそうだ。建設中のタワーマンションや商業施設が完成し、東急とも相互乗り入れをするころには、今とは全く違った姿になっているのだろう。
取材を終えて
羽沢横浜国大駅の開業初日は、混雑するだろうと思っていたが、これほどまでとは思わず。正直予想をはるかに超えた来場者の数だった。羽沢地区に駅が誕生し、都心と横浜エリアをつなぐ新たなルートができたことは、それほど注目される出来事なのだ。
2022年度には東急との相互運転も開始され、駅周辺も変わってくる。羽沢横浜国大駅は、これからの交通の拠点のひとつになりそうだ。
-終わり-