横浜港の歴史を振り返る「ハマの80年代を歩く」ツアーに参加してきた!
ココがキニナル!
横浜みなと博物館の企画展「港・ヨコハマの1980年代」と合わせ「ハマの80年代を歩く」というガイドツアーが行われるそうです。どんな内容なのか気になります(ハムエッグさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
1月13日までの企画展と合わせて行われたツアーでは横浜港のシンボルができるまでの歴史を詳しく知ることができた。横浜みなと博物館では横浜港の160年の歴史を知ることができる。
ライター:はまれぽ編集部
「ハマの80年代を歩く」ゆかりの地を巡る
短い時間でおよそ1980年代の横浜港の変化を振り返った。見学が終わると館外に出て、企画展で見学したゆかりの地を巡る。
ツアーは日本丸からスタート
横浜シティガイド協会の会員がゆかりの地について解説をしてくれるこのツアー。参加者から様々な質問が飛び交うが、どの質問にもきちんと回答し、過去の情報から最新情報まで教えてくれた。流石だ。
日本丸メモリアルパーク
気持ちよさそうに昼寝をしていた方が。うらやましい
汽車道を通る
取材当日は雲1つない快晴。参加者皆さんの足取りも軽やかだ。
万国橋や運河パーク
横浜シティガイド協会の会員はツアーに関する資料をまとめたファイルを持っている。時にこういった資料を見せて詳しく解説していた。
このツアーに参加していた西区在住の男性に話を伺うと、「僕はこの辺りが好きでね。住むだけでなくもっと横浜を知りたくなったんだ」と教えてくれた。
別の男性にも話を伺うと、「横浜は歴史が深い! 今後も生き残っていく街だよ!」とニコニコしながら話してくれた。
積極的に質問をしていた埼玉県在住の男性
この班の中でも熱心に話を聞き、質問をしていたこちらの男性。赤レンガ倉庫や旧横浜港駅などを見学している時に「なんで世界遺産にしないんだ!」と発言していた。埼玉県民なのに横浜への思いがアツイ。
横浜シティガイド協会が企画するツアーに10年以上も参加し続けているというこちらの女性は、東京都出身で横浜在住。
恥ずかしがり屋だったので後ろ姿をパシャリ
「幼いころから山下公園とか、横浜に連れてきてもらっていたので元々ゆかりがあったんです。横浜に越してきてからは、横浜について知りたくてこのツアーに参加しています」と教えてくれた。
横浜シティガイド協会が行っているツアーの参加者は常連が多いのか、聞くと数年も参加しているという方が多かった。この女性は横浜シティガイド協会の会員とは顔馴染みで、親しげに会話をしていた。
赤レンガ倉庫の1号倉庫と2号倉庫内も見学
横浜ベイブリッジも忘れずに
旧横浜港駅のホーム
最後はハンマーヘッドがある新港ふ頭へ
ツアーの最終地点は「横浜ハンマーヘッド」。2階のテラスでハンマーヘッドクレーンを目の前に一望し終了となった。
横浜ハンマーヘッドの記事はこちら
最後に、この班のガイドをしていた横浜シティガイド協会の会員に“横浜の魅力”を一言で表していただいた。「排他的でないというところでしょうか。横浜は“横浜学”という学問があるくらい歴史が深い土地です。そして住んでいる人には愛があります。様々な物事を取り入れ、乗り越えてきた横浜はこれからも歴史が増えていきますよね」と教えてくれた。元々この“横浜学”を学んでいたことから、横浜シティガイド協会の会員になったという。
取材を終えて
横浜みなと博物館の30周年記念企画で横浜港の歴史を学ぶことができ、さらなる発展が楽しみになってきた。
今回は横浜シティガイド協会との共催でツアーという形でも横浜の歴史を見学することができた。
横浜シティガイド協会では、(今回のように他団体との共催を含め)年に約40コースを企画(主催)している。バラエティに富むテーマ、充実したコース内容に加え、個性豊かなガイドも同協会のツアーの魅力なのだとか。同じ地を巡っても毎回違った発見と楽しみがあるだろう。
横浜シティガイド協会では、このほか、個人・団体からの依頼に応じ、市内各地を様々なテーマでガイドしている(講演も行っている)。街歩きを予定している方は、是非相談してみたら良いだろう。ゆっくり歩きたい、夕方歩きたい、テーマは◯◯等、オリジナルのコースを、ガイド付で個人あるいは親しい仲間と歩くことができるのはいつもの風景にも増して楽しいだろう。
ー終わりー
取材協力
NPO法人横浜シティガイド協会
住所:横浜市中区元町4-179 ウィスタリア元町703号
電話:045-228-7678
https://www.ycga.com/
横浜みなと博物館
住所:横浜市西区みなとみらい2-1-1
電話:045-221-0280
営業時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
※時期によって異なる場合があります
https://www.nippon-maru.or.jp/