横浜で本場タイ料理が食べられるお店を教えて!
ココがキニナル!
地下鉄・阪東橋駅から徒歩数分タイ料理ソムタムイサーン料理絶品の店です(タイ東北料理)(M-changさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
暑いとさらに美味い、本格的・本場のタイ料理が味わえる「ソムタム」と「サバイクラパオ」の2軒を紹介。「美味い! 辛い!」を堪能。
ライター:クドー・シュンサク
まだまだ、びんびんにもんもん暑かった取材日当日。気づけば、ぱりっと焼いた中華麺にかけてもいいくらい脳みそがとろりとしていた取材日。暑いなら、暑い国の料理でもいただいて、ナチュラルハイのような“エンドルフィン”でもでればいいな。
本格的で、しっかり本場の味が味わえるタイ料理。タイ東北地方の「イーサーン料理」が食べられるお店をご紹介です。
まずは、キニナル投稿にあった阪東橋のお店から。
本場とオリジナルの味が人気「ソムタム」
横浜市営地下鉄ブルーラインの阪東橋駅から3分ほど、筆者クドーの知人界わいも「美味い」と言っているタイ料理居酒屋「ソムタム」さんに到着。
おじゃまします
店内に入ると「ファッ」と香草や香辛料の香りが通りすぎる。
ディープな横浜下町にいながら、東南アジアな異国感はかなりある。
店内
とってつけたような装飾を配して演出する異国感ではなく、至極当然に滲みでる異国の情緒。いい、雰囲気。
期待がふんわりとしてきたところで、さっそく料理をいただくことに。
まずは、男性客のほとんどが最初に注文するという一品から。
ヤム・ヌァ(牛肉サラダ:1000円)
かるくボイルした牛赤身肉にレタス・パクチー・赤と白のタマネギ・セロリ・キュウリ・プチトマトに赤とうがらし。自家製のドレッシングがたっぷりとかかる。
では
ビシッと、すっぱからいドレッシング。辛さ、強め。それでも「痛い」まではなく心地良いのちょっと上の「ピリリリ」。ざくぎりのパクチーとやわらかくボイルされた牛肉に、すっぱからいドレッシングがよく合う。厚切り牛しゃぶサラダ、ナンプラーとレモンの効いたドレッシングでパクチーてんこ盛り、といったところ。非常にパンチのある美味さです。
続いてはムー・ヤン・タクライ(豚ばら肉のレモングラス風味焼き:1000円)
厚切りの豚ばら肉をタイの大豆醤油「シーイウカオ」で味付け。ほかにはレモングラス・
ウコン・ニンニク・パクチーの根・すりおろしタマネギと一緒に1晩漬け込む。
串から外し、レタスにパクチーと一緒にくるんで食べるのが本場風。
これが美味いとのこと
少し甘めの味の醤油とすりおろしタマネギの「あまからさ」とニンニク、そこにレモングラスの爽やかさ、こんがり焼けた豚ばら肉と相まる。美味い。とても良いバランス。
白いご飯にもよく合いそうな味つけ。レモングラスがまたいいです。
パクチーが苦手な方はそのままでどうぞとのこと。
シメはゲーン・キュウ・ワン・ヘーン(ドライグリーンカレー:1500円※ライス付)
「ソムタム」オリジナルメニューだというドライグリーンカレー。とり肉・ナス・タケノコ・パクチーに赤と青のとうがらし。汁を煮詰めさらに濃厚に味つけ。米は長粒種と短粒種をブレンドしたタイ米を使用。
ではでは
濃厚なコクとココナッツミルクの甘み、そしてとうがらしの強い辛さ。濃いめの味に辛さが一気に広がる。ごはんがすすむ。辛さにじんわり汗がにじむ。それでもとまらない美味さ。
一般的なグリーンカレーにパンチとコクを倍増した一品。かなり、クセになる味です。
スタッフのコセキさんいわく「タイ東北地方の本場の味を提供しています」
創業から11年が経つ「ソムタム」さん。繁華街ではなく、下町風情のある場所で、本場の味を気兼ねなく味わってほしいというのがお店のモットーとのこと。
キニナル投稿にある「イーサーン料理」とはタイ東北地方の料理。ほかの地方の料理と比べると辛味が強いのが特徴。
お客さんからリクエストがあれば、さらに本場の田舎風な味つけにしてもらうことも可能だという。非常に、美味しかったです。
ごちそうさまでした