春の風物詩! 第42回「野毛大道芸」の様子をレポート!
ココがキニナル!
4月22日(土)・23日(日)に開催される野毛大道芸。今年の見どころはどんな感じ?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
初登場14組を含む延べ40組が登場。ジャグリングやパントマイム、ポールダンスなど、一流の技を間近で堪能できる
ライター:はまれぽ編集部
春の風物詩!
野毛の街に春の訪れを告げる風物詩ともいえる「野毛大道芸」が4月22日(土)・23日(日)の2日間、野毛地区で開かれる。
待ってました!
野毛大道芸の始まりは1986(昭和61)年。野毛地区の活性化を目指す地元商店主たちの呼びかけで始まったイベントが、今では日本有数の規模にまでなり、毎年、横浜市内のみならず、遠方から足を運ぶファンも多い。
42回目となる今回は、初出場14組を含む40組のパフォーマーが「野毛本通り」をメーン会場に、超一流の芸で観客を魅了する。
芸人さんとの距離が近いのも魅力(写真は昨年の様子)
今年は「熊本復興チャリティーショー」と題し、大道芸を通じて親交があるという熊本のため、本番前日の4月21日と初日の22日の夜に「野毛にぎわい座」で有料のジャグリングショーやオペレッタ(小歌劇)を実施。入場料は全額寄付をするという。
このような取り組みを行った狙いと、2日目となる23日の野毛大道芸の見どころを、野毛大道芸実行委員会の田井昌伸(たい・まさのぶ)実行委員長に聞いた。
出番を終えたばかりの「日ノ出サンデーズ」と一緒に
田井さんによると、1998(平成10)年ごろ、熊本のテレビ局「テレビ熊本」から「熊本で大道芸をやりたい」という話が野毛にあり、田井さんらスタッフだけでなく、野毛大道芸に出演している芸人さんも協力して熊本での大道芸を実現した。
その後も縁があって付き合いを続けていたが、2016(平成28)年4月14日、熊本県と大分県を中心にした「熊本地震」が発生した。
大きな爪痕を残した「熊本地震」(フリー画像より)
震災後には田井さんら、野毛大道芸のスタッフや九州出身の大道芸人が手弁当で熊本の仮設住宅や復興イベントに慰問。その際、田井さんは現地の人に言われた「時間が経って、この地震のことを忘れられるのが怖い」という言葉が胸に引っかかっていたという。
「自身のことを忘れてはいけないという思いがあり、今回は『熊本の復興』を前面に打ち出した。来年度以降も可能な限り続けていきたい」と続けた。
会場には熊本物産展。募金箱も設置されている
田井さんは「今回は復興イベントに参加した『Entertainer Hi2(エンターテイナー ヒッツ)』、『ケチャップリンたび彦』、『三雲いおり』という芸人さんも参加している。彼らの芸も見てもらえれば」と話していた。
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