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ココがキニナル!

BankART Studio NYKが2018年4月に閉鎖することになったようですが、今後この場所はどのようにつかわれるのでしょうか?(swssさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

老朽化のため、建物の解体が決定済み。所有者の日本郵船によれば、今後この土地をどう活用するかは未定

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2018年05月06日

ライター:はまれぽ編集部

倉庫をアートの拠点に活用
 

BankART Studio NYKは、中区海岸通3丁目にあったアートスペースだった。

建物の正式名称は「日本郵船横浜海岸通倉庫」で、1952(昭和27)年に竣工。長く日本郵船の倉庫として使われた後、1993(平成5)年から2003(平成15)年まで同社の歴史資料館として使われていた。
 


みなとみらい線馬車道駅近くの運河沿いに立地

 
そして2005(平成17)年からは横浜市が推進する文化芸術を活かした街づくりプロジェクト「BankART 1929」の本拠地として、さまざまな事業が展開されてきた。
 


作品の展示場や、ワークスペースとしても使われていた(過去記事より)

 

建物そのものがアーティストの表現題材になったことも(過去記事より)

 
特に3年に1度開催される横浜トリエンナーレには、2011(平成23)年、2014(平成26)年、2017(平成29)年と3回連続で会場のひとつに選ばれるなど、横浜を代表する創造拠点でもあった。

しかし、2018(平成30)年3月31日をもって閉館。

横浜市と施設を所有する日本郵船の間で賃貸契約の更新ができなかったことが閉館の第一の理由だが、両者の間で建物と土地の利用をめぐってすれ違いがあったようだ。
 
 
 
老朽化と土地の有効活用が焦点に
 
横浜市はこの施設を引き続き活用するため、賃貸契約の更新を希望していた。しかし、日本郵船は施設の老朽化を問題視し、「建物を有償で横浜市が引取ること」「契約満了後は建物を解体し土地を更地にして引き渡すこと」を条件として提示。市側としてはこの条件は呑むことはできず、継続利用を断念したとのことだ。
 


現在は立ち入りが制限され、ひっそりとしている

 
日本郵船広報グループの担当者からは「老朽化が進み、安全性確保が困難なことから、残念ながら解体を決断するに至りました」とのコメントをいただいた。そして解体後の跡地利用方法については未定で、現在検討中だという。

老朽化した建物をコストをかけて維持するより、土地そのものをより有効的に活用していきたいというのが日本郵船のスタンスのようだ。
 


倉庫、アートときて次はどんな場所になるか

 
海岸通での活動には終止符を打ったが、BankART 1929は拠点を相生町に移し、カフェ兼イベントスペースを開設してBankART Homeとして新たに事業を展開するなど、引き続き関内・関外エリアを舞台にしたアートプロジェクトが展開されていく。BankART Studio NYKでの活動の蓄積は着実に横浜の街や人に受け継がれていくだろう。
 


移転の告知が出ていた

 
貿易で栄えた港町から芸術・文化・観光都市へ。日本郵船横浜海岸通倉庫の歩みは横浜という街の移り変わりを象徴するような建物にも感じたが、老朽化や時代の流れには抗えずに役目を終える。

まだこの場所がどう生まれ変わるのかは分からないが、新たににぎわいを創出する場になればと思う。
 
 
―終わり―
 
 

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  • 古くからの貿易港都の象徴でもある倉庫群の解体は風景・街の雰囲気面で非常に残念ではあるが、跡地の開発は是非とも変な開発業者への売却ではなく日本郵船自らが有効活用する施設にして貰いたい。日本郵船は国際貿易港:横浜港ともつながりの深い事業会社。開発業者の手による事業の多くは集客メインで収益向上にはつながるも、港町の風景・歴史に関係なくレストランやショッピング拠点で人さえ集まれば・・・的要素ばかり。売上確保が怪しくなればテナント入れ替えや撤退だって十分にありえ、半ば使い捨てのようにされるばかり。であれば、賑わい・集客の場ではなく日本郵船が自社施設/オフィスとして街並みに溶け込む風景を作り出して頂ける方が長い目で見れば絶対に価値あるものになる筈。倉庫でも事務所でも資料館としてでも・・・

  • 反対側の岸にあるベンチから見る風景が好きです。あぶない刑事の銃撃戦に出てきそうな雰囲気が最高です。解体される前にまた行こうと思います。

  • 移転はしょうがないといえど、思い出もあるので、、あの独特の雰囲気がなくなってしまうのはやはり寂しいものですね。

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