桜木町駅前で歌うシンガー「Eyes'」ってどんなミュージシャン?
ココがキニナル!
桜木町の駅前で歌っているEye's(アイズ)ちゃんが気になります。歌がめちゃめちゃうまいのですが、彼女は「ゆず」のようになるのか、どうなのか?とっても気になります。(横浜橋のラッキーさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
2006年デビューのEyes'さん。路上ライブでの人とのふれあいに強いこだわりを持つ、気鋭さと穏やかさを兼ね備えたアーティストだった。
ライター:クドー・シュンサク
ルーツは1930年代、ウディ・ガスリーやロバート・ジョンソン、ジョン・リー・フッカーといったブルースマンが、アメリカ大陸を転々としながら街の中で歌い演奏したのが興りとされている路上ライブ。
日本では原宿のホコ天にて第1次ブーム、横浜の伊勢佐木町や桜木町で第2次ブームが起こり、現在は日本にもすっかり定着したともいえる。
その第2次ブームの地といわれる横浜・桜木町に、Eyes'という女性ミュージシャンがいるというキニナル投稿が寄せられた。
1月25日にリリースした「Tryagain」
さっそくそのライブの模様と、Eyes'というミュージシャンのパーソナルを調査しにいくため、桜木町駅前へ向かった。
ライブ直前のEyes'さんに直撃
週末の金曜日夜、桜木町の改札を出るとそこにライブのスタンバイをしているEyes'さんの姿があった。取材の旨を伝え、ライブ前の時間をいただきインタビューに応じてもらった。
シンガーソングライターのEyes'さん
福岡で生まれ育ったというEyes'さん。歌への憧れはテレビで目にした華やかなアイドル達に影響を受けたのが始まり。歌手になるという夢を実現すべく、福岡から18歳の時に上京。某アイドルグループのメンバーオーディションを受けたが最終選考にて落選。
それから一念発起し、ソロアーティストとして路上ライブを中心に2005年より活動を始めた。2006年にインディーズデビューし、2011年には横浜BLITZと神奈川県民ホールにてワンマンライブを成功させるまでのアーティストとなった。
飾らない口調で、音楽の持つパワーを語ってくれた
路上ライブを始めたきっかけは、より多くの人に自分の歌を聴いてもらいたいと思ったからだという。
「嘘や作りモノの表現を歌にすることは自分にはできないので、ありのままの感情を、日々音楽を通じて出会う人々とのふれあいから得る感動を歌うことにしています。それがアーティストとしての信念です」。歌への想いをそう話すEyes'さん。
横浜BLITZでのライブパフォーマンス
桜木町で歌い始めたきっかけは、やはり路上ライブのメッカなので、たくさんの人に歌を聴いてもらえると思ったのが始まりだという。桜木町で歌い続け、数え切れないほどの人達と触れ合ってきたので、今では横浜は「第二の故郷」だとも話してくれた。
地域のイベントにも積極的に参加する
Eyes'さんの歌を聴いた身体に障がいがある方からは、「もう一度前向きに生きていく気持ちをもらえた」という言葉をもらったこともあるという。歌の持つチカラというのは、いつの時代も人々の心を動かすものである。
ライブ開始の時間になったので、拝見させていただくことにした。