横浜現市庁舎の活用方が決定!星野リゾートのホテルなど、関内・関外地区の新たなシンボルに!

公開:2019年09月09日
横浜現市庁舎の活用方が決定!
平成31年1月から公募を実施していた横浜現市庁舎街区活用事業。この度、「三井不動産株式会社」を代表者とした応募者が事業予定者に決定した。
今後は、「国際的な産学連携」「観光・集客」というテーマに沿った、関内・関外地区の賑わいと活性化の核づくりや、周辺インフラ整備や港町民間街区への支援など、事業を推進する。

現在の行政棟にあたる建物は保存活用しホテルや商業施設として運用。議会棟は解体し高層ビルを建て、ライブビューイングアリーナやオフィス、大学など一体的に整備が行われる。

体験型観光サービス・エンターテイメント
行政棟の3~8階には、星野リゾートが手掛ける「レガシーホテル」が、行政棟を保存活用した横浜探訪の拠点として開業する。「レガシーホテル」では、開業半年以上前からホテルスタッフが地域に住み、ガイドブックに載っていない地元の人が通う特別な場所へ宿泊者を案内する「地域探訪ツアー」を実施し、地元との交流を通じて、地区のファンやリピーターを増やしていく。また、みなと大通り側には2階建ての商業施設「みなとテラス」を増築予.し、沿道の賑わいを創出する。

高層ビル化する議会棟(新築棟)の下層階には、DeNAが運営する、国内最大ビジョンを持つ「ライブビューイングアリーナ」が開業。。スポーツを中心としたコンテンツや、周辺地区の音楽施設との連動により、365日多様なエンターテインメントを配信し、 横浜スタジアムでのイベントが無い日も含め、関内の集客力を強化する。


その他にも、現在も運行中の京急オープントップバスなども乗り入れる「交通結節拠点」や、有隣堂が運営する、アート・音楽活動の場を備えた「ライブ書店」などが開業予定。
国際的な産学連携
新築棟の高層階には、国内トップレベルのグローバル企業を誘致。これらの企業が、施設内にオープンイノベーションルームを設置し、横浜から新産業を創出していく。
また、中層階には市民の健康増進やスポーツ振興に寄与した「ウェルネスセンター」の設置や、企業、自治体等と連携したイノベーティブな教育・研究活動の場となる「総合大学」が誘致される。

横浜現市庁舎街区
■事業予定者
・代表者:三井不動産株式会社
・構成員:
鹿島建設株式会社、京浜急行電鉄株式会社、第一生命保険株式会社、株式会社竹中工務店、株式会社ディー・エヌ・エー、東急株式会社、株式会社関内ホテルマネジメント(株式会社星野リゾートの全額出資子会社)
■ 施設概要
・延床面積:11万7017平方メートル
・高さ:160.7m(地上30階、地下1階)
■ フロア構成
・行政棟
1、2階 商業施設
3〜8階 ホテル
・新築棟
1〜3階 ライブビューイングアリーナ、新産業創造拠点、商業施設
4、5階 エデュテインメント施設
6、7階 ウェルネスセンター
10階 オフィスロビーなど
11〜14階 大学
15〜30階 オフィス
※ 8、9階は機械室
■借地期間
運営期間70年間 + 開業前工事期間 + 事業終了後工事期間 (合計78年間を想定)
■今後のスケジュール(予定)
令和2年12月 基本計画協定・定期借地権設定契約・建物売買契約の締結
令和3年1月~ 既存建物の改修・解体工事 および 新築工事
令和6年度末 開業(行政棟等は令和6年6月の先行開業を目指す)
https://www.city.yokohama.lg.jp/
※情報は掲載時のものです
※詳細は公式ホームページ等でご確認ください