南北あれば“中”がある!? センター北・南のど真ん中を探せ!
ココがキニナル!
センター北とセンター南の境界、私は県道13号線の中央分離帯、家内はセンター北駅とセンター南駅の中間点だと思っていました。センター南北の中心を決定して、そこで愛を叫んで下さい(オオバさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
「タウンセンター地区」と「中央地区」を合わせたエリアのど真ん中“セタチュー”は、北緯35度32分52秒、東経139度34分30秒の地点
ライター:松本 伸也
センターの中心”セタチュー”を探す冒険
上大岡などとともに横浜市の生活拠点のひとつ、港北ニュータウン。その中心街の南北にある2つの駅。
横浜市営地下鉄の駅であるセンター北駅、そしてセンター南駅。
美しい名前だ。
センター南駅。ゴシックの字体まで美しい
そして中間に他の駅がなく、カーブもない真っ直ぐな線路で結ばれているこの2駅。
配置まで美しいではないか。
センター北駅。駅舎まで美しい
そんな真っ直ぐに南北が繋がっている駅、依頼者のオオバ氏のように「じゃあ真ん中はどこなのか?」と思うに至るのが人情、いや本能というもの。埼玉県さいたま市にある浦和にしたって、北浦和と南浦和の間に中浦和があったりする。ついでに言えば向こうには東浦和も西浦和もあって東西南北。「浦和“発”、“白”昼堂々の凶行犯行」なんて見出しのニュースがあれば東南北西白発中。麻雀か(笑)
当然、横浜の生活拠点にもあるでしょうよ、というわけでセンター北と南の中心を観に行ってみよう。センターの中心、そう“セタチュー”を探す冒険である。
こちら横浜市立セヤチュー
こちらピカチュウ。今夏いっぱい見ましたね、桜木町で
「で、どこいくよおまえさん 」ってなもんでセンター北と南に飛んだ。
飛んでない。おなじみブルーラインで横移動
と、移動の最中にセンター北駅とセンター南駅についてちょいと調べてみた。
この地は横浜市の“副都心”(現在の“生活拠点”)として、現在の都筑区などを中心に施工された港北ニュータウン。その際に鉄道駅や商業施設が集まる中心地=センターとして開発された区画にあるのがこの両駅である。
センター北駅の所在地は都筑区中川中央1丁目であり、センター南駅は都筑区茅ヶ崎中央1丁目。「センター北」「センター南」という地名はなく、両駅名の“センター”は単純に「港北ニュータウンの中心地」ということであり、“北と南”は文字通り「北側と南側」、ということなのである。
茅ヶ崎である。いや、ちょっと違う
そんなこんなであざみ野方面行きの電車だと先に登場するセンター南駅に到着、降り立ってみた。都筑区役所や港北東急があるにぎやかな1番出口ではなく、センター北駅方面になる5番出口を出ると、すぐ目の前に「みなきたウォーク」という遊歩道があった。
みなきたウォークのセンター南側スタート地点
名前の通りにセンター北駅とセンター南駅を車道の横断などを挟みながら繋いでいるようなので、とりあえずセンター北駅まで歩いてみる。思いのほか、途中に「ここが真ん中」とか書いてあるかも知れない・・・。
――15分後、センター北駅前――
うん、別に目印なかった(笑)
センター北といえば阪急の観覧車
あ、そういえばオオバ氏が手掛かりになるようなことを書いてくれていた。
「県道13号線の中央分離帯が中心だと思っていた」(オオバ氏)
「センター北駅とセンター南駅の中間点」(オオバ氏の奥方)
とりあえずここを見に行ってみよう。