みなとみらいトンネル開通!二度と歩いては見れないトンネル内の景色を公開!
ココがキニナル!
みなとみらいトンネルが開通する前に行われるイベントの様子がキニナル!(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
華々しいイベントではなかったが、この先二度と歩いて渡ることができない「みなとみらいトンネル」を地元小学生が歩くという地域に密着したイベントだった!
ライター:吉澤 由美子
	みなとみらい橋からサークルウォークまでをノンストップで通過できる「みなとみらいトンネル」が、3月19日(火)午後2時に開通!
	 
	
	
	みなとみらい橋を渡ってすぐにある、みなとみらいトンネル下り入口
	 
	その数時間前、地元小学校の3年生93人が、社会科見学の授業として、みなとみらいトンネルの渡り初めを行った。
	 
	
	
	本町小学校3年生93人が渡り初めに参加
	
	みなとみらいトンネルは、本来、歩行者や自転車は入れない道路。トンネル内を歩くことができる機会はこの時だけ。
	
	そこで、小学生の渡り初めと、徒歩で見たみなとみらいトンネルの開通直前の様子をご紹介。
	 
	 
	 
	みなとみらいトンネル、トリビア
	 
	前夜の大風と雨が嘘のように晴れ上がった3月19日(火)午前8時半。例年より早く咲きはじめた桜が一気にほころびそうなポカポカ陽気だ。
	
	渡り初めイベントのスタート地点は、みなとみらい橋のたもとにあるトンネル入口。すでにたくさんの港湾局職員が準備をはじめていた。
	 
	
	
	開通まであと5時間程度
	
	渡り初めは9時過ぎから。そこでそれまでの間、港湾局建設保全部建設課の小室課長にみなとみらいトンネルについてお話を伺った。
	
	「ここからが『みなとみらいトンネル』という場所はどこですか?」と伺うと、側道と分岐する場所に立っている「トンネル内の歩行者、自転車通行禁止」という黄色い看板のある場所からとのこと。
	 
	
	
	この黄色い看板から先が「みなとみらいトンネル」
	
	ワールドポーターズ側も、側道と合流する場所に同じ看板が立っており、そこまでがみなとみらいトンネルとして道路認定を受けているそう。
	 
	
	
	交通標識にはまだカバーがかけられていた
	
	一般の道路と同じく、日本橋を起点として上り下りが決まっているので、みなとみらい橋からワールドポーターズへ向かう方が下り、逆が上りとなる。
	 
	
	
	左が下り、右が上り
	
	トンネル内で一番低い地点は、大岡川の下をくぐるあたりで、水面よりマイナス13m。
	
	「みなとみらいトンネル」という名前は、一般公募ではなく局内で決めたもの。わかりやすい名前ということで、この名前が選ばれた。
	 
	
	
	封鎖用?の「チェーンマキトリゲート」があった
	
	みなとみらいトンネルにまつわるトリビアを伺っていると、9時を過ぎ小学生を乗せたバスがやってきた。そろそろ渡り初めイベントのスタートだ。
	 
	 
	 
	社会科見学でトンネル渡り初めへ!
	 
	バス2台に乗ってきたのは、本町小学校3年生の3クラス93人。みなとみらいトンネルが通学区域の中を通っている地元の学校だ。
	
	当日は、2時間目と3時間目が社会科見学の時間になっていて、そこで渡り初めを行う。
	
	バスから降りた子どもたちは下り車線スロープ途中に集合し、最初にみなとみらいトンネルについて港湾局の説明を受ける。
	 
	
	
	わかりやすいフリップを使ったトンネル工事の説明
	
	「みなとみらいトンネルの長さはどのくらいでしょう?」という問いかけがあると、即座に「1.3キロ!」と元気な子どもたちの声がたくさん上がる。予習をしっかりしてきている様子に、港湾局の方々も思わず笑顔に。
	
	「大岡川の下を歩いて渡ることができるのは、みなさんだけです」という言葉に、子どもたちから歓声が上がる。
	
	説明の次は記念撮影。なんと高所作業用の車からの撮影だ。子どもたちの背景にトンネルの看板、パシフィコ横浜、高層マンション群が入るようロケハンをしてベストポジションを探したそう。
	 
	
	
	クラスごとに撮影
	 
	
	港湾局撮影班はここから撮影
	
	撮影が終わったらいよいよ渡り初め。「祝 みなとみらいトンネル開通記念 平成25年3月19日(火)」と書かれた大きな横断幕を先頭の子どもたちが持って、トンネルの中に入っていく。
	 
	
	
	横断幕があるせいか、ちょっとデモみたいな雰囲気
	 
	 
	
	 




