横浜で一番急な坂はどこ?【南区・保土ヶ谷区編】
ココがキニナル!
横浜で一番急な坂はどこですか?(はまじさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
今回は南区と保土ヶ谷区の急坂を調査!両区で一番急な坂は、南区永田北2丁目の坂!!
ライター:永田 ミナミ
坂の街、横浜の数ある坂のなかで、もっとも急な坂はどこなのか?
そんなふとした疑問から始まった本企画。
前回の調査、「西区・中区編」では、西区の通称『尻こすり坂』と中区の『牛坂』がともに13°を記録した。
今回まず向かったのは南区である。南区には山谷や井土ケ谷など「谷」がつく地名が多い。13°を超える坂が現れるかもしれない急坂の気配を感じながら、われわれはいつもの計測器を片手に車に乗り込んだ。
前回同様、条件は以下の4つだ。
「車が通行できる」
「公道」
「行き止まりにならない(通り抜けられる)」
「短すぎない」
ちなみに、坂の何ヶ所かを計測し、最も大きな角度をその坂の角度とする。
(なお、傾斜を%で表記して欲しいとの声がありましたので、今回より併記します)
南区へ
南区中村町5丁目『稲荷坂』…7°(12.3%)
今回もまずはメジャー感のある坂から計測を始めることにした。なだらかな坂である。
坂を上りきったところは米軍住宅になっている
南区平楽158付近『大坂』…16°(28.7%)
いきなり前回の記録「13°」を軽く破る坂が現れた。この坂は細くうねりながら前回の記録を3°上回る16°を叩き出した。
感嘆の声をあげ計測するわれわれを横目で見る少年の視線は冷たかった
転がり落ちそうな坂の向こうにランドマークタワー
われわれは興奮冷めやらぬうちに次の坂へ向かったが、もうこの坂を超える坂にめぐり遇うことはないような気がしていた。
南区蒔田町1020付近「蒔田小裏の坂」…10°(17.6%)
16°のあとの10°は、今までの10°とはもう違っていた
南区大岡3丁目「外語短大前の坂」…10°(17.6%)
道幅が視覚に与える影響は大きい。同じ10°でも緩やかに見える
しかし坂の長さはかなりのものがあった
南区中里4丁目『内手坂』…13°(23.1%)
前回の記録に並ぶ13°となると、さすがに急坂らしい風格を感じる
南区中里4丁目「六ッ川中央公園横の坂」…11°(19.4%)
11°は急坂の多い六ツ川ではもはや普通か
南区六ッ川2丁目 「名取オート横の坂」…15°(26.8%)
トップに迫る記録が出た。めずらしい斜線パターンの急坂
南区六ッ川4丁目「YAMAHA YOU SHOP裏の坂」…13°(23.1%)
まっすぐに伸びたなかなかの急坂だが残念ながら13°