横浜市内のアットホームで美味しい洋食屋さんはどこ?「根岸・磯子」編
ココがキニナル!
横浜は洋食屋さんのイメージがあります。チェーン店ではなく、家族経営のアットホームな美味しい洋食屋さんを教えてください。(河童丸さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
根岸・磯子界わいの「ラ・スリーズ」「レストラン シン」「西洋料理たじま」の3軒を紹介
ライター:クドー・シュンサク
約半年ぶり5回目の洋食屋さん特集。「さー半年ぶりっすよークドーさーん!! お腹空きましたねー!! いきますかぁぁぁ!!」。ハングリー&シャウトが冴えわたるまたもや同行の編集部・山岸はさておき、根岸・磯子界わいのアットホームな3店を紹介。
まずはJR根岸線根岸駅近くにあるお店から。
絶品ポークソテーとスリランカカレー「ラ・スリーズ」
JR根岸線の根岸駅から徒歩2分、半年ぶりの1軒目に選んだ「ラ・スリーズ」さんに到着。
おじゃまします
洒落たインテリアの店内
お洒落な店内
ここ「ラ・スリーズ」さんはこの場所に店を構えて4年。その前はオーナーシェフとして15年間、根岸で5店舗レストランを経営。うち3店舗ではレストランシェフ兼パティシエとしてスイーツも提供、爆発的にスイーツが売れ、杉田に工場を持つまでとなった。しかし、スイーツの工場、及び展開は休止。理由をオーナーシェフの方に理由を尋ねると・・・
「飽きちゃったんです(笑)」
どこかオリジナルラブの田島貴男に似ている「ラ・スリーズ」オーナーシェフの横田さん。
現在はここ「ラ・スリーズ」のみを経営。バタバタしていたレストラン経営時代から方針を変え、1店舗をじっくり営業するスタイルに。
さっそくお薦めのランチをいただくことに。
調理開始
到着を待つ
ここ「ラ・スリーズ」はオーナーシェフの横田さんと奥さんのマダム・スダルシーさんのご夫婦経営。かと思いきや、事前リサーチではご夫婦での経営とのことだったのだが、実は赤の他人。スダルシーさんは以前横田さんの経営したレストランで調理補助をしていたスリランカ人の方。
ただ、よく夫婦には間違われるそうで、仲睦まじく、お客さんともとてもフレンドリーに営業されているとのこと。本日は不在だったが、そのマダム・スダルシーさん特製のスリランカカレーからいただくことに。
スリランカカレーランチ(780円)
日替わりのスリランカカレー、本日はチキン(写真下)とパイナップルの2種。別盛りのライスにはサラダとライスの上にパパドがつく。このパパドという食べ物は南アジアとよく食される極薄のクラッカーで、一般的にはレンズマメやヒヨコマメ、米粉などが原料で作られる。
パパドを割りライスと混ぜると美味しいとのことなので
まずはチキンカレーから。10種のスパイスが効いたさらりとしたルーで、クセはないがパンチのある香りと味。ゆるやかな甘みと刺激が強すぎないスパイスが絶妙で、香ばしいパパドを混ぜたライスと相性がとても良い。
パイナップルカレーは甘みが強くスパイシーさは控えめ。甘いルーでライスはちょっとという方はチキンカレーと相がけでどうぞ。実際やって美味かったです。
続いてポークソテーランチ(950円)はライスと
スープとサラダがつきます
丁寧に下処理しじっくりと焼かれた豚の肩ロースに、ブイヨン・醤油・リンゴ・ショウガ等を調合した特製のソース。洋風だけどあまからい和風テイストな仕上がり。噛むと豚肉のジューシーな旨みとあまからいソースが絶妙な組み合わせ。ソテーしたタマネギ・エノキ・エリンギ・ヒヨコマメとの相性も良し。
付け合せのレンコンのソテーはサクサクの食感が良く、ポテトサラダは空気をたくさん含んで仕上げているのでマッシュポテトのような舌触り。とても美味い。
最後にサービスで「ラ・スリーズ」特製デザート「チャップリン(かぼちゃプリン)」をいただいた。洋菓子はあまり得意ではないクドーですが、一口いただくことに。
チャップリン(365円)
こんな顔になるくらい衝撃の美味
かぼちゃ・卵・牛乳だけでシンプルに作ったというチャップリン。カラメルの仕上げがコツだとも横田さんは話してくれた。
最後の最後に衝撃の味でした。ごちそうさまでした。