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怪しさのあまり「ヤクザ?」と言われてしまった港北区にあちこち見かける「木村商事グループ」の正体は?

ココがキニナル!

小学生のころ、怪しい木村商事グループを「あれはヤクザだ」と言い合っていました。事業内容や何故本社が辺鄙なところにあるのかを知りたい(jetstarさん/りょうたんさん/deanさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

木村商事は、1965年(昭和40)年に木村一男氏という方が大倉山で始めた、レストラン・オークラが元となった多角経営の会社である。

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ライター:人見 静馬

「あれはヤクザだ」という投稿。小学生とはいえ穏やかではない感想である。筆者はその木村商事なる会社を知らなかったのだが、そんなに不信感を抱かせるマークや建物なのだろうか? また、本社があるという辺鄙(へんぴ)な場所は、実際どの程度辺鄙なのだろうか。
ヤクザではないと思うのだが・・・取材してきます・・・



いざ、本店へ!

いつまでも怯えていても仕方がないと、まずはアポイントを取ってみる。対応した方は女性で、ずいぶんと柔らかな物腰。取材を申し込みたいとの旨伝えると、これも柔らかな物腰で担当者に伝えるという。更に、後日連絡をくださった担当者という方は、大きめの声で冗談を織り交ぜながら話す豪放な印象。いずれの方もヤクザには思えない。
しかし――まだだ。まだ警戒心を解くのは早い。
筆者は臆病なのである。

取材当日。同社が経営するレストラン本店で取材を受けてくださるとのことで、東急東横線大倉山駅に降り立つ。そうして、担当者の方から教えられた通りに綱島街道沿いを歩く。
すると、10分もしないうちに。
 


ホテルとレストランの看板が1つの紋章の元に並ぶというのも、中々ない光景である


存在が派手というか自己主張が強めというか。しかし、いわゆるヤクザの代紋(だいもん)とは質が違う気がした。まぁ――確かに怪しめなのは否めないが、少し安堵。
だが、である。待ち合わせの時間までまだ少しあったので、筆者は近辺を探索してみることにしたのだが、ここでまたいらぬ不安を抱え込むことになる。
 


ここも
 

ここも!
 

こんなとこにも!!
 

ある


ヤクザではないだろう。しかし、一体何の会社なのかサッパリ分からない。存在している以上は採算が取れているのだろうが、それにしても。
 


投稿者の言っていた像か


怪しい。小学生くらいの子どもの間では、さぞかし謎の組織扱いされていたことだろう。

さて、そうこうしているうちに約束の時間となったので、本店であるというレストランに向かう。
 


落ち着いた看板だが、上部にはしっかりと紋章
 

街の珈琲処というフレーズが可愛らしい
 

ハンバーグ革命。まだハンバーグに革命の余地が


看板や不動産部に比べると落ち着いた外観。少し高級なファミレスといった感じだろうか? と思ったがすぐに訂正。やはり独特のセンス。一応、近隣住民2~3人に聞いたところ、ヤクザだと思ったことはないとの返答だったが。
どうなのか・・・
 


レストランらしい外観――
 

の脇に立つ像

 
 
外観を確認したところで、いざ店内へ! 驚きのハンバーグ革命!!≫