「濱コンスペシャルイベント」、いつもの濱コンと何が違う?
ココがキニナル!
先日、大さん橋で行われた「濱コンスペシャルイベント」って、いつもの「濱コン」と何が違うんでしょうか?(passangerさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
2011YME「横浜大線香花火大会」とコラボした新しい屋外型「濱コン」でした。トランプを出会いツールとして使うなど、ゲーム性が高くなっていました。
ライター:河野 哲弥
あの「濱コン」が、みなとみらいへ進出
「新しい出会いと地域活性化」を目指した「濱コンスペシャルイベント」が5日、みなとみらい地区の大さん橋で行われました。
「濱コン」というと、多数の男女が関内の飲食店を自由に食べ歩きながら、同時に出会いを楽しめる企画というイメージがあります。ところが今度のイベントは、飛行機によるアクロバットがあったり、手持ち花火の一斉点火があったり、屋外で楽しめる企画が充実しているようです。
参加者の目印も、今回からワッペンに変わった
どうしてこのような企画となったのか、そして今後の「濱コン」はどうなっていくのか、さっそく密着取材をしてみました。なお、最後の方に、次回開催についての独占レポートもありますので、併せてチェックしてみてください。
人と人をつなげる想いが生んだコラボイベント
お話を伺ったのは、濱コン事務局代表の渡邉さん。
中心メンバーの渡邉さん(右)と、宇佐美さん(左)
まずは、「濱コンスペシャルイベント」の参加料金から説明してもらいました。
今までは飲食がメインだったため男性の料金を高く設定していましたが、今回はアトラクションなどを楽しむのが趣旨なので、男女統一で5,250円としたそうです。これには、ドリンクチケットが2枚付いてきます。
次は、イベントスケジュールについて。
昼12時に受け付けを開始、会場となる大さん橋へは13時30分以降の入場となります。
16時には、飛行機のアクロバットショーでは第一人者の、室屋義秀氏によるフライト・パフォーマンスが行われます。これを合図に16時半から手持ち花火の一斉点火、17時10分には赤レンガパークから上がる打ち上げ花火が夜空を染めて、締めくくりとなるそうです。
いつもどおり大盛況の、馬車道駅受付会場
渡邉さんによれば、もともとこの日は、「横浜国際マリンエンターテイメントショー(以下:YME)」による2011YME「横浜大線香花火大会」というイベントが、単独で開催される予定だったのだとか。
このイベントの合言葉は「つなげよう、こころとこころ」。東日本大震災の被災地に向けた復興のエールを、手持ち花火の「光の帯」と、打ち上げ花火によって発信しようという内容です。
一方の「濱コン」。こちらも出会いによって人と人の絆を築くもの。また横浜の地域振興という意味でも、同花火大会と非常に高い親和性がありました。このため、YME側からコラボのお誘いがあったとのこと。
しかし屋外では、飲食店と違って同席の機会もなく、なかなか声をかけづらいのも事実。
そこで渡邉さんは、いくつかの「仕掛け」を用意しました。
運命の出会いを予感させる2つの仕掛け
ひとつ目の仕掛けは男性に向けたもので、イベントに使われる「手持ち花火」を利用しました。これは男性が購入するものとし、「一緒に花火をしませんか」というお誘いの口実として、使って欲しいそうです。
また、花火が楽しめるエプロンエリアの入り口には特設ゲートが設置してあります。15時45分までに男女のグループが成立していないと、このゲートはくぐり抜けることができません。
時間の制約を設けることで、焦燥感を演出する仕組みになっています。
手持ち花火の一斉点火が行われる、エプロンエリア
ふたつ目の仕掛けは女性へ向けたもの。主催者の渡邉さん直々の命名による「逆シンデレラ作戦」です。
今回、男性の参加者には青いトランプ、女性には赤いトランプが配られました。
もし同じ札の相手に巡り会えたら、その女性には、協賛先の「olive SPA」から豪華商品が贈られます。
商品をフックにして、男性からのお誘いを待っているばかりでなく、女性にもモチベーションを高めてもらおうという狙いがあります。
運命の出会いが待っているかも?
なお、今回の人数は過去最大の1,500人。
対して応募は、当日エントリーも含めほぼ同数の盛り上がりとなりました。
では、詳細が分かったところで、会場の様子を引き続きレポートしてみます。
くじらの背中の半分が貸し切り会場に
大さん橋2階のドリンクコーナー
ワッペンを付けている人だけが入れる、特設会場の様子
大さん橋の屋上、通称「くじらの背中」の半分を借り切ったのは、一般のお客さんを巻き込まないため。
確かにこれなら、集中してアタックできますね。