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「ぴあMMアリーナ(仮称)」の工事現場に突撃!

「ぴあMMアリーナ(仮称)」の工事現場に突撃!

ココがキニナル!

2020年春開業予定「ぴあMMアリーナ(仮称)」の模型写真を一般公開。現在の工事進捗ってどうなっているの?(はまれぽ編集部のキニナル)

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ライター:はまれぽ編集部

みなとみらい38街区で工事中の「ぴあMMアリーナ(仮称)」。2018(平成30)年8月30日に新音楽アリーナの模型写真と完成イメージ動画が公開された。
 


みなとみらい大通りに面した外観部分(画像:ぴあ株式会社)

 
模型は100分の1スケールで作られたもので、現在は工事現場の事務所内に飾られているらしい。
写真では細かい部分まで見えないので、音楽好きの筆者としては「どうにか本物の模型見て完成イメージを膨らませたい!」という気持ちが抑えられなくなってしまった。
ということで、ぴあ株式会社と工事施工者の佐藤工業株式会社協力のもと、実際の模型を見せていただくことに。
 


あわせて、工事現場の様子もご紹介!

 
 
 

縦長で会場内への搬入がスムーズな造り


 
三菱みなとみらい技術館の向かい側で建設中の「ぴあMMアリーナ(仮称)」は、現在1階部分の工事中。
 


お隣は「首都高速道路株式会社」が2019年4月1日に着工予定


メッシュ部分から工事の様子がちょっと見えるぞ!

 
今回取材にご協力いただいたのは、ぴあ株式会社広報室の糸井章悟(いとい・しょうご)さん、佐藤工業株式会社より、みなとみらい38街区作業所所長の松枝健太(まつえだ・けんた)さん、副所長の本田兼三(ほんだ・けんぞう)さん。
 


さっそく、念願の模型とご対面!

 
こちらの模型は、将来的にアリーナへの入場口となる、みなとみらい大通りに面した部分から「ぴあMMアリーナ(仮称)」を縦半分にした模型。
 


会場は高さ約33メートルの縦長で、アリーナとスタンド2~4階の座席構造


ステージ側から見た客席の様子

 
「ぴあMMアリーナ(仮称)」は、延床面積が約2万3000平方メートル。地下1階、地上4階の施設で収容人数は約1万人を予定している。
約1万7000人を収容する「横浜アリーナ」(延床面積:約4万5800平方メートル)と比べてみると、縦に長いハコ型構造のアリーナということがお分かりいただけるだろう。
 


横浜アリーナの1階センター席と2階アリーナ席(写真は過去記事より)

 
どちらかと言うと、東京都千代田区にある「日本武道館」(延床面積:約2万1000平方メートル)に近いイメージ。模型を見る限りでは、日本武道館ほど急傾斜ではなさそうだ。
 


アリーナと2階スタンドの距離は約2.5メートルほど

 
ステージと観客席の距離も近く、ライブハウスのように会場全体が一体感を持って楽しめる空間となりそう!
 


さらに、ステージ上にはスムーズな搬入ができるような仕組みが!


ステージの真裏が駐車場になっている

 
音楽アリーナということで、実際に業界関係者や現場の意見をヒアリングして、搬入などの手間を極力省くことができる設計。ステージ設営などの搬入物をそのまま運び込めるようなシャッターが設置される予定だ。
 


こちらの駐車場は物販スペースも兼ねている

 
みなとみらい大通りに面した部分にはペデストリアンデッキを設置し、JR桜木町駅方面へつながる予定。アリーナが完成してからもペデストリアンデッキの工事は続く見込みという。
 


1階出入り口、大階段を昇った出入り口どちらも入退場可能

 
飲食スペースも設けられるとのことで、糸井さんから「『こういう飲食店があると便利』などの声があればご意見お待ちしております!」とメッセージをいただいた。

実際に模型を見てみると、ワクワクする気持ちが止まらない。糸井さんによると、設計の段階でこちらの模型は完成していたそうで、ぴあ本社にも飾られていた時期があったらしい。
現在、地下部分の工事は完了しており、1階部分の工事を進めている最中。少しずつ会場のイメージが分かるようになってきた段階で公開に至ったという。

では、現在どのような工事が行われているのだろうか?