「ぴあMMアリーナ(仮称)」の工事現場に突撃!
ココがキニナル!
2020年春開業予定「ぴあMMアリーナ(仮称)」の模型写真を一般公開。現在の工事進捗ってどうなっているの?(はまれぽ編集部のキニナル)
ライター:はまれぽ編集部
天井は最後に中から造る!?
「ぴあMMアリーナ(仮称)」は、目の前に横浜ランドマークタワーを臨みながらの工事が進んでいる。
事務所2階から見た工事現場全体の様子
2018年夏は記録的な酷暑となり、そんな中での作業はかなり厳しかったはず。周囲に日陰となる建物もないので、モロに直射日光を受ける。さらに、首都高速神奈川11号横羽線が真横に位置するため、台風などの強風で資材などが飛ばないよう細心の注意を払ったという。
首都高からも工事の様子は見える?
すでに地下部分の工事は完了し、現在は躯体工事を進めている最中。「ぴあMMアリーナ(仮称)」は鉄筋コンクリート造りのため、取材日は鉄筋を組み合わせる作業と、コンクリートを流し込む前の型枠をはめる作業が行われていた。
約6メートル(2階スタンド席相当の高さ)の鉄筋
組み合わせた鉄筋をクレーンで吊るして作業する
型枠をはめてコンクリートを流し込む
どんなに技術が進歩しても、人の手がなければ出来ないことも多い。まだまだ残暑が厳しい季節、吹き出る汗を拭いながら作業を進める皆さんの姿がとても印象的だった。
こちらは1階アリーナ席への入場口
入場口から斜め上に向かって2階スタンド席が出来上がっていく
中央の灰色の階段が4階スタンド席相当の高さ
今後は2階、3階、4階と躯体が立ち上がっていく予定なので、全貌が少しずつ見えてくるだろう。横浜ランドマークタワーからも工事の様子が見えるので、キニナル方は上から覗いてみてほしい。
また、工事現場の周囲にスペースがないため、屋根の鉄骨は最後に移動式足場を使い、クレーンで中から作業するという。
移動式足場を使った作業も是非見てみたい!
2020年春の開業に向けて、安全かつ迅速な作業を進めている「ぴあMMアリーナ(仮称)」。
ほかにも、「(仮称)KT Zepp Yokohama」や、ケン・コーポレーションが計画している音楽専用アリーナなど、新たな音楽施設がみなとみらいに誕生予定だ。
この街が世界に誇る音楽の発信地となる日も、そう遠くはないはず。安全第一で、無事に完成することを心から願う。
取材を終えて
個人的には規模感や音の届き方、アクセスなどから、トータルで関東エリアでは横浜アリーナが一番好きな会場。
でも、もしかしたら、同じくらい好きな会場がみなとみらいに誕生するかもしれないと予感してしまった。
アーティストとの距離が近いことは何より魅力的!
こけら落としは誰がやるのか、ステージから近い席はやっぱり音割れしてしまうのか、ペデストリアンデッキはどこへつながるのかなど、キニナルことは山ほどある。
みなとみらいのランチ難民としては、平日のランチタイムにワンコインで美味しい丼物などが食べられたら足しげく通ってしまいそうだ。
音楽アリーナとしての機能はもちろんのこと、新たなコミュニティの場として「ぴあMMアリーナ(仮称)」がみなとみらい地区に根付いてほしい。
ー終わりー
※情報は取材時のものです。また、今回公開したのはあくまで設計用に作成した模型の写真と完成イメージ動画です。実際とは異なる可能性があります
Nipさん
2018年09月18日 21時40分
公演のない時も集える場所がいいな
Ichiさん
2018年09月13日 09時49分
スポーツや格闘技を視野にいれているのだとは思うけど、スタンド席がステージを向いていないのは毎回疑問。
能鉄拳台さん
2018年09月12日 17時35分
もちろん音楽の興行だけでなく、スポーツや格闘技、展示会など多目的に対応できる設計でしょうねぇ…でないのであれば建設するだけ銭の無駄。