もしも離婚問題に直面したらどうする? 横浜市中区の三浦修弁護士に話を聞いてきた
ココがキニナル!
昭和、平成、令和と、時代が変わっても弁護士への相談が多い「離婚」の問題。実は遺言や相続に関わるケースもあるって本当? 横浜の三浦修弁護士に貴重な話を聞いてきた!(はまれぽ編集部のキニナル)
ライター:はまれぽ編集部
※この記事は「三浦修弁護士(日本大通り法律事務所)」のPR記事です※
いつの時代も、テレビのワイドショーで話題になるニュースの一つが、芸能人の離婚問題だ。特に気にかけている訳ではないのに、「あぁ、やっぱり!」「えっ? 意外」など、何かしらの感想をつぶやきながら、ついつい見てしまう。さらに、「慰謝料や財産分与でもめている」「子どもの親権を巡り争っている」と聞けば、「離婚するにも相当なパワーが必要だ」と感じずにはいられない。
離婚は、結婚の100倍大変という話も(画像はイメージ)
そんな中で頼りになるのは、やはり弁護士の存在。離婚を巡り両者の間でトラブルに発展した際、早期解決に向けて動いてくれるのはもちろんのこと、代理人として弁護士が間に入ることで、離婚成立に向けスムーズに進めていくことができるのだ。
「もしも、自身や身近な人が離婚問題に直面したら?」と考えたとき、近くに頼れる弁護士さんがいてくれたら、どんなに心強いだろう。
そういえば、以前「遺言書」や「相続」の問題について教えていただいた弁護士の三浦修(みうら・おさむ)先生は、離婚問題でも長年の実績があるとのことだった。先生ならきっと役に立つ情報を教えてくれるに違いない! さっそく話を聞くため、みなとみらい線「日本大通り駅」から程近くにある事務所を訪ねることにした。
みなとみらい線「日本大通り駅」
横浜の観光スポットが集まるエリアを歩きながら、
「日本大通り法律事務所」が入っている「KRCビルディング」へ
港からの風が心地良い場所だ
時代とともに変化する「離婚問題」
「今日は朝から相談が続いてね。ようやくお昼を食べたところですよ」と、お忙しそうな三浦先生。貴重な時間をいただき恐縮していると、「いえいえ、人と会うのは好きですから」と、相変わらず穏やかな笑顔で迎えてくれた。
三浦先生、今回もよろしくお願いします!
さっそく、筆者がキニナル質問を投げかけてみる。
「最近は熟年離婚の話題をよく目にしますが、やはり離婚についての相談は増えていますか?」
すると、ちょっと意外な返答が!
「いやぁ・・・。離婚についての相談は、昔からずっと多いですよ」
いつの時代も、「離婚問題」に関する相談は絶えないという(画像はイメージ)
ただ、時代の流れに伴い「相談の中身」については多少の変化を感じるとか。
「子どもの親権に関わることですね。昔は、当たり前のように『子どもには母親が必要』という前提で女性に有利なケースが多かったのですが、最近は、家事や育児に積極的な男性も増えていますから。とはいえ、結果的には女性側が親権を持ち、男性側が『面会交流(親権者でない方の親が子どもと会うこと)の機会が少ない』と、嘆くケースは多いですね」と三浦先生。
「あとは、虐待の問題です。明らかに暴力なのか、しつけの一種なのか・・・。昔と比べると、その線引きは難しくなっていますね。いずれにしても、離婚問題で一番かわいそうなのは、お子さんです。例えば、面会交流を拒む女性においては、『それが子どものためなのか』については一度考えてほしい。面会交流の場で、スポーツを教えたり自然に触れさせたり、父親としての役割を果たしてもらうことができる。それが、子どもの成長に繋がりますからね」
「何よりも、子どものことを一番に!」と三浦先生
裁判所では常に大げんか。三浦先生が驚いたケースとは?
そんな三浦先生が、家庭裁判所の調停において、いまだに忘れられない一件があるという。
「原因は男性側の浮気だったと思いますが、慰謝料などの関係でもめて、家庭裁判所で顔を合わせれば大げんか。毎回、周囲がヒヤヒヤするようなお二人でした」と、当時を振り返る三浦先生。
離婚調停中に「仲良くして」とは言えないが・・・
ところが、離婚成立に向けた話し合いが進んでいくに連れ、2人の間に変化が生じてきたという。
「ある調停の日、いつものように言い争いが始まったのですが、途中から少しずつ様子が変わってきて、男性側が『やっぱり離婚したくない』と言い出したんです。女性側も『離婚したら寂しい』と・・・。それで結局、復縁することになりました。もちろん、離婚しないに越したことはないのですが、周囲にしてみると『今までは何だったの?』となりましたね(笑)」
「まぁ、離婚しないのが一番ですよ」
弁護士や第三者が間に入って話し合いをすることで、改めてお互いの大切さに気づくという・・・。冷静な判断を導いたということだろうか? まるでドラマのワンシーンにもなりそうなエピソードだが、三浦先生によると「長い弁護士人生の中でも、たった1度のレアケースですよ」とのことだった。