演奏者と聴衆が一体になる

JR根岸線港南台駅より歩いて十数分の場所に、港南シオンキリスト教会はある。11月25日に「Gospel Concert in Kohnan Zion Christ Church」が開催された。
　

港南台にある港南シオンキリスト教会

本日出演するのは「チームJR（鉄道ではなく自主練習〈Jishu Renshu〉の意味とのこと）」「キッズクワイア」「Voice of Spirit」「港南シオン聖歌隊」「川崎＆日吉コミュニティークワイヤー」「港南ゴスペルクワイア」の各チーム。といっても一人で複数のチームに所属している人もいる。

最初に野川悦子牧師の挨拶があり、次にチームJRの歌唱「In the Sanctuary」と「Make us one」がある。明るい歌声が、「これぞゴスペル！」の感を深くさせる。
　

野川悦子牧師の挨拶
　

これぞゴスペルという明るさで歌う

続いてキッズクワイアの「Jesus in my life～Believe in Jesus」。2歳から12歳までの子どもたちの歌唱。子どもはすぐに歌詞を覚えるという。
　

子どもたちによる歌唱。可愛らしい

そしてこの教会で洗礼を受けた教会員のチームVoice of Spirit。曲は「Oh magnify the Lord」と「Because of who you are」。一転して大人っぽい雰囲気である。
　

一転して大人の雰囲気。力強い歌声が響く

ここで野川牧師によるお話が入る。幼いころはクモが怖かったこと、成長してからは他人から傷つけられるのが怖かったことなどを披瀝する。そんな怖がりの自分は、看護師になってからマザー・テレサやナイチンゲールの強さに憧れたが、彼女たちの背後に信仰があることを知った、と語る。「人はいかに信仰に出会うか」を、考えさせられる話であった。
　

野川牧師の話。信じるものを持っている人は強い、と語る