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海だけじゃない!懐かしさと新しい発見のある街で癒し旅、はま旅Vol.118「海の公園南口・海の公園柴口」編

ココがキニナル!

横浜市全駅全下車の「はま旅」第118回は、シーサイドライン「海の公園南口・海の公園柴口駅」に下車。市内唯一の海水浴場のほかにも、古風な商店街や寺院、新しい顔ぶれのお店に出会える魅力的な街だった。

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ライター:三浜 詩央

「海の公園南口駅」からスタート!(つづき)

バーベキュー場を後にし、潮干狩りを楽しんでいる方々にもお話を伺う。
 


大塚さん(右)とそのご友人


年に2~3回は潮干狩りに来るという大塚さんの手には、大量のアサリが。熊手を使わず素手で採ったというから驚きだ。
 


この量で2kgに少し届かないくらいらしい


1時間弱でこれだけ採ったとのことで、さらに驚く筆者と友人。潮干狩りはゴールデンウィークを皮切りに始まり、それからの土日は海岸が人で埋め尽くされるという。そのため地元の方は時期をずらして採取されるのだとか。

アサリだけではなく貝殻も豊富に落ちていると聞いていたため、今日はビーチコーミング(貝殻や綺麗なガラス片を拾い集める遊び)をしようと楽しみにしていた。しかし・・・
 


目に付くゴミ、ごみ、ゴミ・・・


今時ゴミのひとつ落ちていない海岸は珍しいだろうが、それでも見過ごすことのできないゴミの数。ビーチコーミングと同時進行でゴミ拾いもしようとは思っていたが、さすがに閉口してしまった。海の公園管理センターの方によると、定期的にビーチクリーンを行っているというが、追いつかないというのが現状なのだろう。
 


10分足らずで袋はゴミいっぱいに
 

駅前にはこうした回収コーナーもあるので、活用してほしい


少し悲しい気持ちになりながらも、たくさんの方々に出会い、幸先のよいスタートを切れた事に感謝。濃い磯の香りと爽やかな潮風の漂う初夏の海を後にし、次なる目的地へと向かう。



海の公園柴口に到着! 次は薬王寺周辺へ
 


海の公園柴口駅前でも1枚


海岸をまっすぐ突き抜けて柴口に到着。海の公園南口、柴口ともに駅をはさんで陸側には住宅街が広がっているようだ。地図によると、ここら辺一帯には神社やお寺が点在しているらしい。そこで、次は柴口駅からいちばん近くにある「薬王寺(やくおうじ)」を訪れてみることにした。

時刻は13時。そろそろお腹も空いてきたが、めぼしい飲食店もないまま薬王寺に到着。このまま見学してもよいのだが、ダメもとでお寺の前の一本道を進んでみると・・・ここでお洒落なカフェを発見!
 


店名は「横浜クレンクレン」。どういう意味なのかキニナル!


さっそく入店すると、まず目に飛び込んできたのはダーツゲーム機。そして優雅に流れるクラシックの調べ・・・。ますますどんなコンセプトなのかキニナりながらも、メニューのなかでもおすすめと表記された2品を注文。
 


明太子と越前雲丹醤(うにひしお)の全粒粉パスタ(1000円)
 

極上Kurenバーガー(1000円)とレッドオレンジジュース(+200円)


貴重な雲丹醤(うにひしお)を取り寄せふんだんに使用したという全粒粉パスタは、磯の香りが濃厚。Kurenバーガーはパティが肉々しく、がっつり食べたい時でも満足できそうな一品で、酸味の効いたレッドオレンジジュースとも相性は抜群だ。

昨年の夏にオープンしたばかりの横浜クレンクレン、この不思議な店名は「造語」であるとのこと。他店とは絶対にかぶらないお店を作ろうという決意を込めた命名だそうだ。「次に三浜さんが来店された時にはメニューが変わっていると思いますよ」と、オーナー。それもそのはず、月1ペースでメニューを入れ替え、早い時には一週間で変えてしまうメニューもあるという。
 


夜はバーに変身。ご自慢のお酒といっしょに