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よこはまいちばんさん
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もんがさん
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あらたたけるさん
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さいぞうさん
横浜市全駅全下車の「はま旅」第118回は、シーサイドライン「海の公園南口・海の公園柴口駅」に下車。市内唯一の海水浴場のほかにも、古風な商店街や寺院、新しい顔ぶれのお店に出会える魅力的な街だった。
ライター:三浜 詩央 (2013年07月05日)
海の公園柴口に到着! 次は薬王寺周辺へ(つづき)
そんな一風変わったカフェを後にし、ついに薬王寺へ。
梅雨時で天候が心配だったが、午後には気持ちの良い気温に
門をくぐって右には立派な鐘がある
鐘を毎日朝晩6時についており、大晦日には時間指定制で参拝客でも鐘つきをすることができるという薬王寺。普段は本殿には鍵が掛かっており、参拝できないようになっているそうだが、今回は副住職のご厚意で特別にご本尊を見学させていただけることに!
こちらが本殿のなかの様子
ご本尊の薬師如来が祀られている
近隣の廃寺になった7つの寺が薬王寺に合併されたという歴史があり、ご本尊を囲う形でさまざまな仏像が祀られていた。
実はこの本殿は、1858(安政5)年に「大風」によって類焼され、それから戦後まで90年間本堂が欠けた形だったそうだ。
1949(昭和24)年の落慶式の写真。向かって右側の屋根がないのが分かる
1961(昭和36)年に再建が完了、現在の姿となった
本堂を再建するきっかけとなったのは、第二次世界大戦での敗北だった。仏教思想の普及を通した国家再建を目指し、敗戦後の厳しい状況下で本堂再建に踏み切ったという。
再び海の公園南口駅周辺に戻り、町屋町を散策
普段はなかなか目にすることのできないご本尊を拝見し、高揚気味の筆者と友人が最後に向かったのは、海の公園南口駅近くの街、町屋町。地元の方から商店街があると聞き、さっそく向かってみることに。
迷いながら10分ほど歩くと、住宅街の先に商店街を発見
たどり着いたのは町屋学校通り振興会、通称「町屋商店街」。古風で懐かしい趣のある商店街だ。昔ながらのお店も今なお健在にされていたが、シャッターの閉まっている店舗も少なくなかった。一方で新しい外装のお店もちらほら見かけ、昔から愛されているお店と新規出店したお店が混在し、その双方が商店街を活気づけているという印象を受けた。
その商店街をすこし進んだところに、ひときわ目を引くお店を見つける。
お店の前にはメニューがずらり
カフェだけではなく整体もできるという「珈琲豆&癒し処 ちろりや」。その名前のとおり、ひとたび扉を開ければ、そこは香ばしい珈琲豆の香りが鼻をくすぐり、柔らかいオルゴールのBGMが流れる癒しの空間だ。
よく歩いた1日の締めくくりに、ここでゆっくりしてから帰ろうと決めた筆者と友人。4席限定のカフェスペースに運良く座ることができた。種類が豊富で迷ってしまうが、そんな時に嬉しいサービスをしてくださった。
珈琲豆だけでこの種類!
こちらはハーブティーの棚。・・・選べない!
そんな時は、香りをみてからオーダーできる嬉しいサービスが!
くんくん・・・何度もコーヒー豆やハーブティーを嗅いで迷う筆者。ここはやはりお店ならではのメニューにしよう! とオーダーしたのがこちら。
ちろりやブレンドと・・・
ちろサンデー(セット価格で650円)
ちろりやにある「GRN」という焙煎機は、軽井沢で活動されているオーナーの師匠が開発したもので、横浜市内では2台、全国でもまだ15~20台しかない珍しいものだそう。
珈琲焙煎機は直火式のものが多いが、このGRNはガスによる熱で間接的に豆を煎る。じっくりと焙煎するため奥深さと甘みが出るそうだ。ちろりやブレンドも苦味の少なく飲みやすい味わいで、甘いサンデーとともに美味しくいただいた。
長嶌ご夫妻お2人で経営。右下に写っているのがご自慢の焙煎機だ
店内の雰囲気やコーヒーの美味しさだけではなく、長嶌ご夫妻の温かいお人柄に触れて今日一日の疲れが吹き飛んだ。ぜひ立ち寄ってほしいお店だ。
取材を終えて
今回の取材で驚いたのは、いきなり声をかけても拒否されることが一度もなかったということだ。みなさん快く、地元の街について教えてくれた。やはり遊びに行くといえば海側の印象が強いだろうが、歴史ある建物と新しいお店の混在した陸側のエリアにも素晴らしい魅力がある。人の温かさと街への愛を感じた1日だった。
■今回のはま旅「海の公園南口」「海の公園柴口」周辺
(Googleマップより)
・「海の公園」金沢区海の公園10
・「横浜クレンクレン」金沢区寺前2-23-42 エステート銀杏
・「薬王寺」金沢区寺前2-23-51
・「珈琲豆&癒し処 ちろりや」金沢区町屋町19-4
―終わり―
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