全線開通に関しては全く目処が立っていない
　

横浜藤沢線の環状2号線近くに港南土木事務所があった

この道路ができれば、江の島や湘南へ行くのに、かなり混雑が緩和されそうだ。全線開通の予定を伺うと、「それが、なんとも言いようがないんです」という答え。全線開通に関しては全く目処が立っていないということだ。

横浜藤沢線は全体の半分くらいが横浜市を通っている。区でいうと港南区、戸塚区、栄区の3つの区を通る。
　

横浜藤沢線の横浜市部分※画像：横浜市
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　現在開通している道路（Googleマップより）
　　

そのうち、港南区の環状二号線から舞岡上郷線にぶつかる天谷橋際交差点までができている。キニナルにあった中央分離帯の広い芝生はこのあたりのこと。

その先の桂町戸塚遠藤線につながる部分（舞岡公園付近）については、工事や用地取得などが進められていて、2018（平成30）年に完成予定。
　

天谷橋際交差点から配水池近辺まで　※画像：横浜市
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配水池から舞岡公園付近まで　※画像：横浜市
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その先の栄区の田谷にかけては神奈川県の認可をまだ受けていない部分もあるので、認可を受けて用地取得などを進めていく予定。 　
　

舞岡公園から田谷周辺まで。青の線①と③の着手時期が平成27年度までに。
②は37年度までにとなっている　※画像：横浜市
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そして、田谷から鎌倉市境の子雀（こすずめ）までは2016（平成28）年までに事業が行われるとのこと。
　　

田谷子雀地区　※画像：横浜市
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さらに、横浜藤沢線は、横浜市のほか、鎌倉市と藤沢市を通る。鎌倉市と藤沢市の区間でも一部完成し暫定的に使用されているが、片瀬山近辺（川名交差点）で工事が止まっている。
　

鎌倉市と藤沢市の状況※画像：神奈川県
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この場所については、環境破壊を懸念する地域住民の反対意見が多いことから、自然環境の調査が行われている。今後、動植物や地下水調査の結果と保全対策などがまとめられる予定。ということで、全線開通の目処は立っていない。
　
横浜市部分については、地区の方に便利になるように少しずつ工事を進めているとのお話だったので、丸山台の（現在のところ）終点の場所や、その先の様子を見に行った。