横浜でおいしいカレーが食べられるお店を教えて! 相鉄沿線編
ココがキニナル!
横浜市内のカレー店を食べ歩き。沿線別、全駅網羅を目標にまずは相鉄線沿いのカレー店横浜「アナンダ」、平沼橋「さくらダイニング」、天王町「ムスカン」をご紹介
ライター:三浜 詩央
今年5月にオープンしたニューフェイス、インドカレー店「さくらダイニング」
初めての人は少し迷うかも? オレンジの大きな看板が目印
2013年5月のオープンからまだ半年に満たないながら、インターネットや周辺のサラリーマンの間での口コミでも人気の「さくらダイニング」。とくに種類豊富なナンが好評らしい。
相鉄線平沼橋駅から徒歩で約10分と少し駅から離れており、最終的に小道に入るので若干わかりにくい立地かもしれない。でも、リサーチ時にここが駅から遠いという立地にもかかわらず、店内から人が出るほど行列を作っていたことを目撃し、取材を決意。
店内に入ると明るく広々としており、清潔感がある。客層はサラリーマンが多いが、女性も入りやすそうな雰囲気だ。
ひとりで来店したとき嬉しいカウンター席も
いろんなところにお花、ちょこん
店長のアディカリ・ビカラムさん
この地に出店を決めたのは、周辺にオフィス街があり、なおかつ地元の方も食べに来られるような立地だったから。親戚が鶴見で飲食店を経営していたこともあり、横浜に目を向けたという。
19種のカレーから選べるグランドメニューも捨てがたいが、今回はランチメニューのなかから「サクラスペシャルランチ(975円)」を選択。選べる2種類のカレーは「バターチキン」と「キーマ」をチョイス。
カレー2種、ナン、ライス、タンドリーチキンという夢のような
大満足ランチ!!!
厚くてふかふかというよりは、薄めでパリッとしたタイプのナンは、約50cmもある。甘めで油っぽくなく、どんどん食べられる。こっくりとした甘さの「バターチキン」と、肉の旨みとほどよい辛さが絡む「キーマ」はどちらもとろみのあるルーだ。
絶品なのが、タンドリーチキン。赤さはそこまでないが、かじると辛味が立っており、炭のいい香りがする。身も簡単にほぐれ、柔らかくておいしい。
人気のガーリックナン(399円)も別にオーダー
みじん切りにされたニンニクの香りが食欲をそそる。塩味はそこまでないので、カレーにつけて食べるのがおすすめ。
同店はナンが豊富で、他にも「チーズナン(499円)」、「胡麻ナン(399円)」など。この3種類は切り分けられた状態で提供される。
セットのマンゴーラッシーも濃いめでおいしい!
「さくらダイニング」の料理はインド風。辛さは日本の味覚に合わせているが、シェフは本場インド出身の方が担当している。従業員はネパールまたはインド出身。ホールスタッフの方は日本語が堪能で、なによりも笑顔がさわやか!
コック長のアンサリ・アブドゥル・ワヒドさん
オープンしてまだ日が浅いとはいっても、どれも安定して美味しく、思わず食事中に笑みがこぼれた。永く繁盛していってほしい!