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横浜「1000ぶら」商店街探訪Vol.35 ビール工場のある街、生麦の「岸谷商栄会」で今夜の晩酌セットを購入

ココがキニナル!

キリンビールの工場がある生麦、岸谷商店街のしっぽり晩酌アイテムを「岡田陶器店」「伊豆屋」「岸谷フーズ」「ベルエポック」「居酒屋すがちゃん」で購入

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ライター:山崎 島

晩酌の友を探して



次にお隣の「伊豆屋」へ。
 


ニュー伊豆屋と
 

伊豆屋


道を挟むようにしてニュー伊豆屋と伊豆屋がある。
 


ヒゲがすてきな店主の髙橋さんと奥様


取材のお願いをすると快く受けてくださった。伊豆屋さんは1955(昭和30)年から営業。  髙橋さんで二代目。店名の由来を聞いてみると、もともと髙橋さんのお父さんが本牧にある乾物店「伊豆屋」で修行ののち、暖簾分けで岸谷に店を開いた。開業当時は乾物店だったが、近くの青果店が店を閉じたので、今は野菜も売っているそう。お父さんの出身も伊豆とのこと。

実は私も伊豆出身なんですよー!! と一人大盛り上がりの山崎。
 


興奮する山崎。揺るがない表情の奥様


もともと伊豆屋はこの通りの少し先にあったが、火事にあって、こちらに引っ越してきたらしい。しばらくして向かいにも店を出した。
 


家庭的な惣菜が並ぶ
 

佃煮も良いおつまみになるなあ
 

と、店の入口付近にキニナルものが!
 

ショウガ?


この存在感溢れるピンク色のサムシングは新潟県産のショウガの味噌付け。100グラム198円の量り売り。髙橋さんいわく、さっぱりとしていて食欲のない日にも食べやすいとのこと。細かく刻んでキュウリと和えても美味しいらしい。

これはビールに合いそう!! と購入。ひとかけ69グラム134円。
 


年季の入った計り
 

伊豆屋さんありがとうございました!


次はショウガに合うキュウリを求めて踏切近くの青果店へ向かう。
 


かつて所狭しと商店が並んだ通り
 

小さいころ、異常にこれに惹かれていた
 

ここも昔からのお店
 

この下駄!!
 

古い商店街を抜ける


再びスタートした駅付近の踏切近くへ戻る。
 


昔ながらのアーケードがある商店街のつくり
 

噂の青果店「岸谷フーズ」
 

活気ある店内
 

同行の編集部・山岸が食いついたお漬物
 

新鮮な野菜が並ぶ
 

夕飯の買い出ししてっちゃおうかな


店頭には野菜を中心に食料品が並んでいた。店の奥にはお肉屋さんとお惣菜屋さんが。
 


店主の持丸(もちまる)さん


店主、まさかのマッチョ。

創業何年目かを尋ねると「んー。わかんないなー・・・・80~100年の間ぐらい?」と笑顔。かっこよすぎる。同店は家族経営なのだそう。
 


50年前の岸谷フーズ
 

昔も盛況だったようだ
 

美味しいと評判のお惣菜屋さん


ここでもビールに合うアイテムを入手しなくては。太田屋のスタッフさんおすすめの、メンチボウル(60円)を購入。
 


みるみる売れていくメンチボウル
 

手のひらにつき刺さるくらい、のいぼがあるものがいいらしい


ショウガの味噌漬けと和える、キュウリ(108円)も購入。

岸谷フーズは80~100年前から八百屋さん一筋。現在と同じ場所で営み続けている。なんと持丸さんは4代目!! お兄様と一緒に跡を継いでいらっしゃる。昔から通っている常連さんの「二代目」も多く買い物に訪れる、とのこと。

荷物が多くなったお客さんには無料で配達するというサービスもあり、岸谷フーズのお客さんに対する愛を感じた。店を続けていく上で大切にしていることはお客さんとのコミュニケーションなのだそう。

今までと同じことばかりに固執せず、新たな工夫をしていきたい、と商店街の今後についても語ってくれた。