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子どもと遊んでくれる自然を愛するイクメン「鎌倉太郎」に密着!

ココがキニナル!

鎌倉市の「鎌倉太郎」。子供を預かり、外で遊ばせてくれて、外遊びを通じて有意義な時間を過ごす。体験した子どもたちはイキイキと良い表情!是非、密着してほしいです(pandaさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

鎌倉太郎は「有料で子どもを預かり育児を支援する」コンセプトで活動中。参加した子どもは釣りや岩登りで遊び、生き生きしていた

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ライター:藤井 涼子

鎌倉太郎流、子どもの外遊び!



今回1日密着取材ということで、「江の島での海遊び」に同行させていただいた。

この日の参加者は、小学2年生1人、1年生3人、幼稚園の年長1人の計5人。通常4~5人くらいの参加者でイベントを行っているそう。

子どもたちが海で遊ぶ様子とともに、「鎌倉太郎流の外遊びのこだわり」をお伝えしていこう。
 


海に着いたら、水着に着替えライフジャケットを着用!
 

道なき道をどんどん歩いて行く鎌倉太郎と子どもたち!

 
今回の参加者は6~8歳だったが、基本的にイベントへの参加は小学生以上を対象としていて上限は決めていない。小さい子の場合でも保護者同伴で参加できることもあるし、もちろん子どもだけでの参加もOK。詳しいことは相談してほしいとのこと。

小さな子が参加すれば、年上の子が面倒を見るようになるし、小学校高学年の子が参加すれば、リーダー的な役割を担当させていく。

鎌倉太郎がやる遊びは「必ず全員ができる遊び」ではない。年上の子しかできないかもしれない。初めてやる子はできないかもしれない。
しかし、できない時に「なんでうまくいかないのか?」と考えることが大切で、どうしたらうまくいくのかを自分で考える。そして、うまくできているお兄さんやお姉さんを見て学ぶ。そういう体験を大切にしている。
 


釣りのスポットに到着
 

釣りのやり方を説明
 

「簡単な遊びだと、子どもたちはすぐに飽きちゃうからね」と必要以上の指示はせずに、子どもたちの自由にやらせる。

釣りの餌は、海にいるヤドカリ。片手に石を持ち、ヤドカリの殻を叩き割る。その内臓が餌になる。
 


さっそくやってみる子どもたち。「どこを餌にするの?」
 

海の中を覗いたり、釣りをしたり・・・
 

「釣れたよ」

 
子どもたちは、生き物を餌にして魚を釣る、という実体験をする。

鎌倉太郎では、「理科の知識」を教え込んでいくことはせず、自然の中での多くの「体験」を増やしていくことを大切にしている。
たくさんの生き物を実際に見て、たくさんのことを体験し、自分が興味のあることを見つけていく。そして、いつか机上で勉強した時に、その時の体験の記憶とつながるといい、と考えているそう。
 


「ヤドカリより、この貝の方がよく釣れる」と発見し、自分で岩に貼り付く貝を採る小1男子

 
「釣った魚がお昼ご飯になるから、たくさん釣れよ! 」という声にもめげず、一生懸命に、狙ったカニを釣ろうと頑張っていた女の子。
 


「ヤッター! カニ釣れたよ」

 
釣り針が海の中で引っかかって取れなくなった時は、どうやったら切れてしまうのか、どうしたらいいのか、など細かく説明しない。
切れたことを体験し、今後どうやったらいいのかを子どもたちは自分で考えるようになっていく。
 


今日の釣果(ちょうか)

 
「海で採ったものを食べる」という体験も大切にしているそう。確かに今の生活の中で、実際に生きているまま調理し食べる、ということはめったにない。このような体験が、生きるということの学びの場になる。
 


小さな魚たちを唐揚げに

 
生きている魚をそのまま油で揚げていくので、はじめは「かわいそう」という声もあったが、結局は・・・
 


美味しくて、取り合い!