横浜で世界の料理を堪能したい!Vol.1
ココがキニナル!
横浜で、世界各国の料理を堪能したいです。お店を教えてください。(雷鳥さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
今回は第一弾として、ネパール、モンゴル、パキスタンの料理を紹介します!
ライター:ワカバヤシヒロアキ
モンゴルの料理のお店へ
続いて京急鶴見駅徒歩1分のところにある、モンゴル料理「ワンセンベル」。
ビルの3階にある入り口
店の中の様子が見えないのでちょっと入りにくい…でも本場モンゴル料理が食べられるならと恐る恐るドアを開ける。
こぎれいなダイニングキッチンのような店内
モンゴル料理のイメージが全くなかったので、お店の人オススメの「ボーズ」と「モンゴル風うどん」とを注文。
…なかなか料理が出てこないので、待っている間に店長のモギーさんに話を聞いてみた。
モンゴルから日本に来て6年だという店長
妹さんとお店を切り盛りしている店長のモギーさん(本名は「プレヴジャブ・ムンフツェツェグ」さんというが、長いのでニックネームで通しているそうだ)。日本には音楽演奏グループの一員として来たのが始まりで、このお店も昼間はモンゴル音楽の教室として開いている。
今も演奏家としての活動は続けており、お客さんが多い日にはお店のステージに立つこともあるのだそうだ。
店の中にあるステージは遊牧民のゲルをイメージしている
残念ながら取材した日はステージに立つモギーさんを見る事はできなかったが、料理だけでなくその国の音楽も堪能できるとあれば、なかなか豪華な夕食となるだろう。
「ボーズ」が来た! (600円)
やがてモンゴルの民族料理である「ボーズ」がやって来た。小籠包のような食べ物だが、中身はヒツジ肉。
中の肉汁がひときわ美味しい
皮で包まれているので、肉汁を100%味わえるのがボーズの醍醐味。肉は柔らかく非常に口当たりが良い。
こちらは「モンゴル風うどん」 (1000円)
モンゴル風うどんは、麺がすごく短く、ヒツジ肉で煮出したダシが「これでもか!」と効いている。うどんというより、ヒツジ肉のスープに、麺を入れているような食べ物だ。
しかし、これもモンゴルならではの味。
モンゴル料理にヒツジの肉が多いのは、遊牧民の主食であったことが影響しているそうだ。ロシアに隣接しているからか、メニューにはピロシキなどロシア料理も書かれていた。
大人数で予約をとれば、モンゴル音楽の生演奏つきで本場の料理が楽しめるので、ぜひ訪れてみてほしい。