横浜で世界の料理を堪能したい!Vol.1
ココがキニナル!
横浜で、世界各国の料理を堪能したいです。お店を教えてください。(雷鳥さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
今回は第一弾として、ネパール、モンゴル、パキスタンの料理を紹介します!
ライター:ワカバヤシヒロアキ
パキスタン料理のお店へ
今回、最後に訪れたのは白楽駅にあるパキスタン料理のお店。何度か取材している六角橋商店街からも近い。
「果ての果てまで行ってみないか」と怪しげな謳い文句も…
お店の名前は「サリサリ」という可愛らしいお名前。
お店のメニューは、カリーと、サラダ、チャイがついたセット(1000円)の一種類しかなく、席につけばやがて自動的に料理が運ばれてくる。
これがパキスタンカリー
パキスタンのパンジャーブ地方で作られる家庭料理だそうだ。とろみがほとんど無く、チキンとカレーと油で炒めた和え物のような感じ。余分なしつこさもなくて食べやすく美味しい。
一般的なカレーとは違った食べ物のようにも感じるが、リピーターもすごく多いと言う。あの戦場カメラマン渡部陽一氏もテレビに出る前から通っていたそうだ。その他、テレビでも何度か取り上げられている。
店の前の看板には、有名人がテレビで発言したコメントが書かれていた
このお店の店主は日本人。別の仕事でパキスタンに行った時、現地で覚えた味でお店を出店したそうだ。「若い頃は、まさか自分がカレー屋になるなんて思わなかったよ」と話す。
客が私一人だったので、店主はテレビを見ながらくつろいでいた
あまり多くは語らないが穏やかな店主。残念ながら写真はNGとのことだったが、質問をすれば色々と教えてくれた。
日本人の口に合わせているのですか?と尋ねると、「おれ、これしかできねーんだよ」と言う。カレーに対する思いも熱いようで、水は一切使わず、素材から出る旨味や甘味を大事にしているそうだ。
食後に出てきたチャイ
店主いわく「食べ終わった後、口の中に味が残らないのが本当に良い料理」とのこと。その言葉どおり、最後にチャイを出してもらった頃には味がすっと消えてさっぱりしている。
このさっぱりさ加減が、このお店の醍醐味であり、リピーターを生んでいる秘訣なのかもしれない。
取材を終えて
料理は常に国の文化を象徴している。たとえばモンゴル料理の羊肉には、自然に生きる野生感が隠れていたように、料理にはお国柄が露骨に表れるものだ。
また、おしなべてこういった料理店の店主は気さくな人が多い。料理とあわせて、店員さんとの会話を楽しめば、横浜市内にいながら異国情緒に触れることができるだろう。
今回紹介したのは3店舗のみだが、次はアジアを飛び出して欧州やアメリカ大陸にも挑戦したい。もし「これは!」と思うお店の情報があれば、ぜひ編集部までご連絡いただきたい。
―終わり ―
エミネパール
045-263-4145
横浜市中区蓬莱町2-6-7
最寄り:関内駅、伊勢佐木長者町駅
営業時間:11:00~15:00、17:00~23:00
ワンセンベル
045-521-8336
横浜市鶴見区鶴見中央4-24-12 潮田ビル3F
最寄り:鶴見駅
営業時間:17:00~24:00
サリサリ
045-413-9010
横浜市神奈川区西神奈川3-7-4
最寄り:白楽駅、東白楽駅
営業時間:〔月~金〕11:00~14:00、17:00~21:00 〔土・日・祝〕11:00~21:00
カニさん
2011年09月14日 22時40分
アジアだけか?