おしゃれスポット、横浜ベイクォーターで忘年会！？

次にお邪魔したのは2010（平成22）年にオープンした「サンスコロニアルビーチ」。横浜ベイクォーターの4階にある同店は景色が良く、しかもオシャレなので女性客に人気。座席数は70席、テラス席も20席ほど用意されている。

こちらでは予算5000円以下のコースをいただく。
　

この人気スポットの4階
　

お話を聞かせてくださったのは、マネージャーの佐々木さん。
　

お忙しい中ありがとうございます

サンスはフランスの都市の名前、ビーチは砂浜、それらはわかるとして、「コロニアル」とはなんだろう？ と疑問に思ったので、佐々木マネージャーに説明していただいた。

東南アジア各国ではヨーロッパによる植民地時代、欧州と現地のテイストが融合した建築物や料理が生まれた。こうした文化をコロニアル文化というのだそう。その時代を経て、現代では世界中のシェフ達によって自由に表現されるようになった東南アジアの料理を、こちらの「サンスコロニアルビーチ」ではコンチネンタル料理の技法で表現しているのだという。

　

リゾート感いっぱいの内装

「サンスコロニアルビーチ」ではお店の内装だけでなく、フレンチやイタリアンに、五香粉（ごこうふん）のようなオリエンタルな香辛料が使われるなど、メニューも「コロニアル」にこだわっている。

忘年会にオススメのプランは、飲み放題1.5時間付きのパーティープラン。価格は7品のコース料理を楽しめる4000円と4400円、8品のコース料理が用意された4800円の3タイプ。値段が上がるにつれ、より上質な料理が用意されているそうだ。
　

すごくおしゃれなコース！
　

もちろん、ワインなども用意されている

4400円のコースのうち、おすすめの3品をいただいた。
　

一つ一つが結構なボリュームだなあ

まずは鮮魚のカルパッチョ。魚の種類は変わることもあるようだが、この日はカツオだった。
　

きれいな朱色のソースが気になる

ソースの材料を尋ねると、トマトと生姜だと教えてくださった。意外な組み合わせなのでどんな味なのかと思いながら食べたが、鰹とトマトって、生姜が入るととても合う！

トマトの酸味も生姜の辛味も強くない。香りはしっかりとあるのに、主張していないのは不思議だ。

続いて山形豚のロースト。
　

普段はソースがかかっているそうだ
　

きめ細かい断面

今回は甘みがあるという山形豚を味わうためソースなしでいただいてみたが、パサつきがないからか、ここに不足している要素がある感じはしなかった。 そして旨味が強いが、脂身ではないのでこの厚みなのにあっさり食べてしまった。

最後にオムレツグラタン。
　

トマトとマスタードのソース、きのこで卵が隠れているが・・・

食べてみると卵がソースに負けていない。ソース単体の味が薄いわけではない、卵の味が濃いのだ。
　

旨味というか、甘みがある卵

この美味しさとボリュームのお料理が7品。コスパの良さは相当なものだと思うが、立地、雰囲気、料理の質がそろった人気店の予約状況はどうだろう。

佐々木さんに尋ねたところ、やはり年末にかけてかなり埋まってきているようだ。ただ、取材時の時点では最終週など、多少の空きはあるという。年末年始も営業しているそうなので、個人的なパーティーや新年会の予約を入れるのも良さそうだ。
　

窓からの眺めも素敵だった

最後に、ちょっと贅沢をしたい方にオススメのお店をご紹介する。