「神奈川名所100選」、広大な「くりはま花の国」って?
ココがキニナル!
冒険広場や大きなゴジラのすべり台がある「くりはま花の国」。横浜市民の認知度は?レストラン「うおくに」のソフトクリームを買ったら本店が横須賀市内で割烹料理店だとか(ポスポスさん)
はまれぽ調査結果!
入園無料のため、利用者の内訳は取っていないが、知ってて来場する横浜市民もいる。「うおくに」の本店は2014年閉店で「くりはま花の国」店のみ
ライター:やまだ ひさえ
100万本の花を愛でる
くりはま花の国は、門を入ると直ぐに「コスモス・ポピー園」になっている。
「くりはま花の国」の全体図
2.4ヘクタール(2万4000平方メートル、横浜スタジアムほぼ1個分)という広大な花畑が、一面、取材した5月下旬はポピーで、秋にはコスモスで埋め尽くされる。
4~6月はポピーが咲き誇る
秋には一面のコスモス畑になる
春、見渡す限りポピー
コスモス・ポピー園は、来園者に楽しんでもらえ、安らぎを感じてもらえるように、1988(昭和63)年、コスモスの種をまいたのがきっかけだ。
同年秋に開花したコスモスを公開したところ大きな反響があり、1991(平成3)年からはポピーも植えられるようになった。
約100万本のポピーのリレーが続く
くりはま花の国は入園料が無料ということもあり、正確な入場者数を計測していない。
2015年の年間の利用者数は約37万1000人となっているが、これは徒歩で入園した人の数字だ。観光バスなど車で入園した人数は含まれていない。そのため、市外からの正確な来園者数は、分かないとのことだったが、ポピーとコスモスを開するようになってから、確実に市外からの来園者が増えているという。
家がご近所という親子
ここで、横浜から来たという親子を発見。話を伺うことに。
戸塚区から来たという親子
もともと知っており、春と秋には花を見に来るという。園内は一般車両の乗り入れが禁止されているので、小さい子や犬も安心して散策できるのが気にいっている、とのことだった。
遊歩道が整備されているので散策しやすい
間近で花を楽しめる
休憩場所もあるので、ゆっくりできる
花の国の春・秋の花祭りには、鑑賞するほかにもう一つ楽しみがある。開催期間の終わりごろに行われる無料の花摘み大会だ。
花ばさみ持参で花摘みができる
日程は、年によって異なるので、HPを参照していただきたい。毎年、多くの人が参加する人気の恒例行事を楽しむのもいいかもしれない。