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石井正則さんも爆走! 特別列車「京急サイクルトレイン」ミニベロ編

ココがキニナル!

「京急サイクルトレイン」が運行されます実際に京急電車に自転車を積み込んで三浦半島をサイクリング・・・ぜひレポートを!!

はまれぽ調査結果!

秋の三浦半島もサイクリングにはうってつけであり、バスや電車を併用してのミニベロサイクリングの魅力も知る、素敵な秋の日曜日となった

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ライター:永田 ミナミ

初代ミニベロ大使よりご挨拶を賜る



神奈川新町駅ですべての参加者が乗車し、あとは三浦海岸駅を目指すだけの車内に大会主旨を伝えるアナウンスが流れた。
 


株式会社ファビタ古川佑作(ふるかわ・ゆうさく)さんによる形式ばらない楽しい挨拶と大会説明のあと


マイクを手にしたのは初代ミニベロ大使こと


俳優として活躍している石井正則(いしい・まさのり)さん

 
ハリとツヤのある声で「ええ、本日は京急サイクルトレインにご乗車いただきまして、誠にありがとうございます」と始まった挨拶は、自転車ひいてはミニベロ愛へと続き、最後は「三浦半島は離婚前、妻と最後にデートした場所でございます。今日はその思い出を上塗りするべく、おおいに楽しみたいと思っております」と締めくくられ、車内は笑いに包まれた。
 


石井さん、はまれぽです。今日はよろしくお願いします


自転車における石井さんの相方、グリーンサイクルステーション平田征二(ひらた・せいじ)さん


そのあと石井さんは全車内を歩いて参加者と気さくに言葉を交わしていき


もちろんキャリーさんがキニナらないわけはなく、ひと盛り上がり


「これ何ですか」と「キャリーミー駅」駅名標でもひと盛り上がった

 


ミニベロ大使に面会


 


参加者との交流を終えた石井さんに少しお話を聞くことができた

 
石井さんとミニベロとの出会いは17~18年前にさかのぼるという。当時、自転車に興味を持ってどれがいいかと探していて、これだと思ったのがミニベロ。つまり石井さんの自転車歴はそのままミニベロ歴でもあるのだった。

そんな石井さんがミニベロ愛を公言していると「うちに乗ってないのがあるからあげるよ」といった感じでミニベロが集まってきて、現在はミニベロ12台とタイヤの大きい自転車1台の計13台を所有するに至ったそうだ。
 


「ミニベロの魅力は何と言っても手軽に輪行できることだと」と石井さん

 
ロードバイクに乗ると、幹線道路でスピードを上げて走りたくなるが、ミニベロは自分で調べていった街で、路地を抜けて目的の喫茶店に行ってみたり、あちこちを散策したりするのに最適だという。

横浜市保土ケ谷区で生まれ育ち、東京で暮らす今も横浜をこよなく愛する石井さんは、休みの日には横浜に出かけることが多く、その際にミニベロに乗ってきて新山下~元町~野毛あたりを散策すると、少し移動するだけで次々に表情が変わり、多面的な横浜の魅力に改めて気づかされるそうだ。

石井さんは平田さんとともにミニベロを輪行していって全国の純喫茶を訪ねるという雑誌の連載を持っているなど、純喫茶への愛も深い。
 


全国の純喫茶巡りをライフワークとする石井さんは横浜の純喫茶にも精通している

 
レトロな雰囲気が好きだという石井さんは横浜の市民酒場も好きで「もしお酒が飲みたくなっても、帰りは電車やタクシーで帰ればいいというのもミニベロのいいところですね」と笑った。

気軽に取材に応じてくださった石井さんにお礼を言い、席に戻るとまもなく三浦海岸駅に到着することを知らせるアナウンスが聞こえた。



それぞれのサイクリングへ出発


 


サイクルトレインを降りたら参加者は三浦海岸駅改札前に集合


そしてすっかり晴れ渡った駅前広場で愛車を走行モードにする


それを眺めていると京急・戸川さんから「僕のでよかったら少し乗ってみますか」と嬉しい提案


ありがとうございます是非、と貸していただき早速重さチェック

 
折りたたまれたものを持つのと自転車になったものを持つのとでは脳の認識が違うのか、自転車となったものはずいぶん軽く感じられる。
 


では、ちょっと試運転を


お、乗りやすい。たまたまこの写真は仏頂面をしているがとても楽しんでいる


さて、そうこうするうちに参加者の準備が整ったので集合写真


そしてそれぞれのサイクリングに出発するのだった

 
そう、前回と今回のサイクルトレインの最大の違いは、「自由行動」という点である。前回は車道を走るロードバイクとクロスバイクが対象だったため、グループに分かれそれぞれにインストラクターがついてコースを走ったが、今回はミニベロが対象なので、3ヶ所に設けられたチェックポイントを指定時間内に通過する以外は自由行動、バスに乗るのもありなのである。

なかでもひと際タイヤが小さいCARRYMEにとってアップダウンが激しい区間はバス移動が便利。
 


今回回るコース(Pacific Cycles Japan HPより)


「石井さんいってらっしゃい」と声をかけると笑顔で答えてくれた


あれ、タイヤが大きいこちらは5月にお世話になった京急・宮本さんじゃないですか

 
ミニベロではない宮本さんは参加者ではなく、1本早い電車で輪行してきた見学者としての三浦半島サイクリングだという。いいですね、いってらっしゃい。
 


バスを利用する人たちも順次乗り込んで海へ向かうのであった