旧東横線軌道あとにできた、東横フラワー緑道はどんなとこ?
ココがキニナル!
旧東横線軌道あとにできた、東横フラワー緑道が気になります。通り沿いにあるSPA反町も気になる。(せったーさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
2011年に全面開通し、横浜~反町間の最短ルートとなり利便性が向上した。名前のとおり花壇の続く遊歩道で、花の手入れ等は沿線住民が行っている。
ライター:ほしば あずみ
全長1.4kmのプロムナード
東横フラワー緑道は、2004(平成16)年に開業したみなとみらい21線との直通運転に伴い、地下化した東急東横線の軌道跡を横浜市が緑道(公園)化したもの。東白楽駅~横浜駅間約1.4kmを通して歩く事ができる。
以前、はまれぽでもはま旅「反町駅」や、終電を逃したシリーズ(東横線編)でその一部を紹介した事はあるが、今回はその全貌をお届けするべく、東白楽駅から横浜駅まで実際に歩いてみた。
東急東横線東白楽駅。緑道は駅前の信号を渡って左に進んだ先からはじまる
県道横浜上麻生道路を横浜方面に進むと緑道を示す看板が現れる。
東横フラワー緑道だけでなく、「滝の川せせらぎ緑道」「神奈川宿歴史の道」といった散歩コースを案内するパネルもあった。東白楽周辺は街歩きを気軽に楽しめそうだ。
区政80周年記念事業、横浜開港150周年記念事業として整備されたという
緑道スタート地点。右側に東横線の軌道がある
フラワー緑道のはじまりは地上を走る東横線と並行している。ここは暗渠化した川の上を整備した滝の川せせらぎ緑道でもある。この先の二ツ谷公園でせせらぎ緑道とフラワー緑道に分岐する。
フラワー緑道でサルスベリの花が咲いていた
せせらぎ緑道との分岐点、二ツ谷公園付近。右側のスロープがフラワー緑道
この分岐点は、東横線が地下に潜っていく地点でもある。
スロープを上がるとその様子を眺める事ができる。
右側がフラワー緑道のスロープ。ここに立つと足元を東横線が出入りしていく
いよいよ本格的に、かつての東横線軌道上の道となる。
フラワー緑道の名のとおり両脇に花壇が続く
東横フラワー緑道の名称は、区の公募で定められた。緑道の運営管理は市と沿線住民で行っている。緑道オープンに際し、ガーデニング講習を行って花壇にチューリップの球根を植えこんだり、寄せ植えをしたりした。その後の手入れも沿線住民のボランティアによるとの事だ。
残暑厳しく花の少ない季節だがマツバギクが花壇を覆うように咲いていた