横浜駅周辺で遊んでいて、ついつい終電を逃してしまった経験がある人もいるだろう。

そんな時、駅周辺のカラオケや居酒屋で始発まで時間を潰すのではなく、歩いて帰宅する場合、どこまでなら始発より先に家に着くだろう？というものを検証するのがこの企画である。
　

今回も終電を逃す為に横浜駅へ来たワカバヤシ

これまで調査を行った路線は相鉄線と京急線、横須賀線。終電が行った後の沿線を延々と歩き、始発に追い抜かれるまでにどこまで進めるかを検証するものだ。今回も、同様の検証を東急東横線の上りにて行いたいと思う。

基本的なルールは前回同様、以下の通りとする。

・横浜駅から基本的に東横線沿線を歩くものとする
・横浜駅から出る始発電車（5:05発・渋谷行き）に追い抜かれたら調査終了とする
　

今回のルートはこちら！

東横線の最終電車は、0:50元住吉行き。
　

【0:50】終電が行ってしまった東横線横浜駅

今回も終電を見送り、体当たり調査がスタートした。

懐かしい場所を見ながら

シリーズ4回目にして、初の上り路線。今までの調査とはひと味違った展開が待っていそうな気もする。
そして横浜駅西口を出て歩いていると、以前調査したあの店と出くわした。
　

【0:57】すき家鶴屋町店を通過（7分経過）

『牛丼の「すき家」は横浜発祥だったって本当？』で調査した際に訪れた、すき家鶴屋町店。夜の横浜をただ闊歩しているだけだが、「あぁ、前にここ取材したなぁ」と思って歩くと、それはそれで感慨深いものがある。
　

【1:05】第二京浜国道、通称ニコクに突入（15分経過）

ここもまた、『国道1号線を「ニコク」というのはなぜ？』の調査で訪れた青木橋のバス停付近。炎天下の中、聞き込みをして歩いた記憶が蘇る。
　

【1:13】反町駅に到着（23分経過）

懐かしみながら歩いていると、反町駅に到着。夜間工事が始まるのか、安全ベストを着た人がたくさんいる。夜中ならではの光景だろう。
　

ここは線路の上の歩道

また、反町駅から次の東白楽駅までの区間は、線路が地中に潜っていて、その上が歩道として整備されている。まさか線路の真上を歩くことになるとは思わなかった。
　

【1:30】東白楽駅に到着（40分経過）

なかなか順調な滑り出し。開始から40分で既に2駅目に突入した。さらに白楽を目指す途中には、あの商店街がある。
　

【1:38】六角橋商店街を通過（48分経過）

ドッキリ闇市の取材、『火事にあった六角橋「ドッキリヤミ市場」は無事開催された？』を行った六角橋商店街に到着。皆で野宿しようという斬新なイベントが開かれた商店街だ。今まで色んな場所を取材してきたものだと改めて感じる。
　

【1:41】白楽駅に到着（51分経過）

そういうわけで、1時間足らずで白楽駅まで来てしまった。

東横線はテンポが良い？！

さて、ここまで歩いてみて気付いたのだが、東横線はテンポが良い。
駅間の距離もある程度等間隔だし、大きなアップダウンも無く、何より線路沿いの道路をキープしやすいのが特徴的だ。
　

【1:56】妙蓮寺駅に到着（1時間6分経過）
　

【2:14】菊名駅に到着（1時間24分経過）
　

【2:33】大倉山駅に到着（1時間43分経過）

このように、ほとんど地図も見ないでただ線路沿いを歩いていけば良いという非常にシンプルな路線。それが東横線なのだ。