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ココがキニナル!

ゴスペルコンサートなどが聴ける教会がありましたら、内容も含め知りたいです。(よしみさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

ゴスペルならば港南シオンキリスト教会がおすすめ。毎年2回、ゴスペルコンサートを開催している!

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2012年12月10日

ライター:松崎 辰彦

そもそもゴスペルって?

ゴスペル(Gospel)とは“God spell”から来ているとされる言葉であり、キリスト教で言うところの“福音”のこと。よい知らせ“good news”、という意味である。

そこからゴスペル・ミュージックという名称が生まれた。神を賛美したり、生きていることを感謝したりする内容の歌である。

日本でゴスペルといえば、アフリカ系アメリカ人が巨体を揺さぶりながら大きな声で歌う、黒人霊歌に由来するキリスト教関連の歌を思う人が多いであろうが、ではどの歌がゴスペルなのか、というと実は正確な定義はできないという。
 


全身で力強く歌う(港南シオンキリスト教会HPより)


ゴスペル研究家であり、自らもゴスペルの歌唱指導を行う横浜市在住の国友よしひろ氏は言う。
 


国友よしひろ氏。ゴスペル研究者にして歌唱指導者である


「広い意味においてゴスペルは福音という意味ですから、キリスト教関係の歌はすべてゴスペルに入ってしまうんです。

賛美歌だってゴスペルだし、神からの人類へのメッセージを頂いたということでベートーベンの“第九”だってゴスペルだという人もいます。なんであれメッセージ性があればゴスペルだという考え方もあり、中には自分のコンサートでさだまさしの歌を“ゴスペル”と紹介した、日本のゴスペル歌手もいます。また教会内で白人フォーク系ポピュラー音楽(コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック<CCM>)とゴスペルが混在していることも多いです」

日本のゴスペルの定義はあまりに広く、つかみどころのなさに、関係者も混乱しているようである。



日本のゴスペルはまだこれから

日本人が考えるゴスペルは、正確にいうならば“アフリカン・アメリカン・ブラック・ゴスペル・ミュージック”と呼ぶべきだろうと国友氏は説明する。アフリカ系アメリカ人が、奴隷としての境遇に耐え、苦しみもがきながら自分たちの文化を守ってきた証がこのジャンルのゴスペルであるという。

「アフリカ人には踊りが必要であり、太鼓が必要であり、歌が必要だったんです。アメリカに連れてこられ、キリスト教というものを強要されながらも、必死に自分たちの音楽文化(リズムや踊り)を守ってきた、その呻きの結晶が、現在のゴスペルなんです」
 


ゴスペルではドラムも使用する


こういうゴスペルに、実は日本のキリスト教会は必ずしも好意的ではない。

ゴスペルを認めるのはプロテスタント系の教会のみであり、カトリック系の教会は通常、ゴスペルを認めていない。カトリックは「静けさの中にこそ神聖なものがある」という観念なので、聖堂で手を叩いたりドラムを叩いたり、踊ったりすることは受け入れられないのだ。
 


手を叩き一体感を共有する(港南シオンキリスト教会HPより)


また日本のキリスト教はヨーロッパ・アメリカ経由であり、アフリカ由来のキリスト教文化にはなじみがないので、教会で信者が集団で歌って踊って神様を賛美する様子を見ると、“宗教アレルギー”から違和感を抱く人もいるという。

現在、ゴスペルは宗教とは関係のないカルチャーセンターなどで教えられているのが主流だそうである。
しかし、ゴスペルが多くの人を集める可能性を持ったものであることは事実であり、教会も伝道のツールとして、これからゴスペルの活用を模索していくのではないかと国友氏は言う。

「とりわけ横浜の教会は保守的です。定期的にゴスペルコンサートを行っているのは、米軍基地関係の教会を除き、私の知っている限りでは港南シオンキリスト教会しかありません」

そもそも日本にはゴスペルのクワイア(聖歌隊)を持っている教会はほとんどない。最近では教会もゴスペルのコンサートを単発で行ったりもするが、その場合は外部からクワイアを招いているのが実情である。
 


イベントにも招かれる(港南シオンキリスト教会HPより)


港南シオンキリスト教会は、そうした中で“音楽(ゴスペル・クラシック・ジャズ等)を通して賛美と命に満ちた教会を目指す”と公言して自らのゴスペルクワイアを持ち、練習も重ね、一般向けにゴスペルのワークショップも開催している希有の教会である。

毎年、夏と秋にゴスペルコンサートを開催して、多くの人を歌声に巻き込んでいる。その様子を取材した。



港南台にある港南シオンキリスト教会でのゴスペルコンサートを直撃レポート!≫
 

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