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なぜ外人墓地が観光スポットなの?(♪真樹さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

宗教や国境の壁を越えた、お墓の博物館だからです。

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2011年05月02日

ライター:定者 和也

墓地が観光スポットなんて、考えてみればおかしな話である。仮に自分が死んだあと、何かの間違いで外国にお墓を建てられることになったとしよう。血の繋がっていない観光客たちが日々訪れ、写真に収め、ブログにアップしているのだ。

自分だったら「祟ってやる! 今宵眠れると思うナヨ!」と憤激するかもしれない。だが今のところ、外国人の霊に悩まされている横浜人はお目にかかっていない。外国人の心は寛容なのだろうか。
 


近辺には教会や博物館などが数多く点在する


改めて立地を確認すると「港の見える丘公園」や「山手の洋館スポット」の中間に位置する。「外人墓地に行こう」とピンポイントで足を運ぶよりも、観光の途中に寄ってみるという感覚でみんな訪れているのかもしれない。この絶妙なポジショニング。一体、誰がこの地に建てようと言い出したのか。

日本史の授業っぽくなってしまうが、150年前のこの地での出来事をちょっとだけ振り返ってみよう。1854年、ペリーは開国交渉のため7隻の艦隊を率いて再度来日を果たす。しかしそのとき、乗組員ロバート・ウィリアムズという24歳の二等水兵が戦艦上で事故死してしまう。
 


元祖黒船、ペリー氏。久しぶりに見ると、懐かしさを感じる


ペリーは、この水兵の埋葬地と共にアメリカ人用の墓地を幕府に要求。協議の末、幕府は横浜村の増徳院(現在は関東大震災で全焼)の境内の一部を提供することに。 ペリーの要求した「海の見える地」という条件にも合い、これが外国人墓地のはじまりとなったのである。
 

説明: 入口
外国人墓地入口は厳かな雰囲気が漂っていた


「なぜ観光地になったのか?」という謎を解くため、現地取材へ。ここが上記の地図にある「山手門」と呼ばれる正門で「石川町」駅からは徒歩10分、「元町・中華街」駅からは徒歩5分ほどで着く。
 

説明: 資料館
資料館には墓地に納められている外国人たちのプロフィールが


正門を入ってすぐ右手にある資料館は、毎週月曜の休館日以外は開放しているが、墓地自体は毎週土・日曜日及び祝祭日しか入れないらしい。入場料は決められておらず、募金という形で料金を徴収しているのだとか(200円程度)。



 

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