神奈川を代表するメディアの本社屋ってどんな感じ?
ココがキニナル!
神奈川県の代表メディアでもあるtvkやエフヨコや神奈川新聞の本社屋ってどんな感じなんだろう。気になります!(MRハニーさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
tvk・神奈川新聞・ラジオ日本、3社の本社屋を訪問。神奈川代表メディア3社の社内では、情報を私たちの日常生活へとつないでいた
ライター:クドー・シュンサク
日々情報を発信しているメディア業界。神奈川県を代表するメディアの本社屋を知りたいという今回のキニナル。キニナルにあった「エフヨコ」は今回諸事情により社屋内の取材がNG。よって、tvk・神奈川新聞・ラジオ日本の3社を訪問し、その本社屋の様子を調査した。
開局55年1422kHz「ラジオ日本」
中区長者町にある明治安田生命ラジオ日本ビルに本社を構える「ラジオ日本」。1958(昭和33)年の8月15日に株式会社ラジオ関東として設立。同年12月24日より放送を開始した。開局当初は西区老松町にあったが、1996(平成8)年に移転。
放送開始当初は番組で港町「ヨコハマ」の雰囲気を演出。汽笛を鳴らす音を音効として入れたり、欧米風の音楽番組を編成するなどして、人気を博していた。
では、現在のラジオ日本とその社屋はどんな様子なのだろうか。さっそく足を運んでみることに。
ラジオ日本本社ビル
入口はここ
1階のホール及び2階と3階部分がラジオ日本の本社屋。中の様子を見る前に、1階のカフェ「ラジアンヌ」で生放送中の番組風景を紹介していただくことに。番組名の「ラジアンヌ」は、読者からの公募によって決められたという。
カフェで生放送
放送されていた番組は、毎週月曜日から木曜日、12時から15時まで放送している生番組「ヨコハマ・ラジアンヌスタイル」。「くつろぎ」「憩い」をコンセプトとし、昨年10月から開始したラジオ日本の新名物番組。この日のMCは野口綾子さん。元モーニング娘の光井愛佳さんがゲスト出演していたこともあり、カフェ内には賑わいが。
街の空気と一緒にMCの声を届けたいという思いからサテライトスタジオでの放送を開始
サテライトスタジオを後にし、3階にある受付へ。本社オフィス内を案内していただく。
おじゃまします
まずは音響などの機材を操作する調整室とスタジオを見せていただくことに。
こちら第一副調整室。その奥が・・・
スタジオ。その手前が・・・
ディレクター席
ディレクター席から「キュー」のサインが出され、番組が進んでいく、言わばラジオ収録・放送の心臓部分。
このスタジオは主に毎週金曜日12時30分~15時放送中、1485kHz・JORLラジオ日本小田原放送局の「YUKKYのラジカルランド」で使用されているとのこと。
スタジオは3つ。そのほかに編集室3つとロビー。それに総務・営業・報道部があり、静かに稼働している。
編集室
総務・営業・報道部
総務・営業・報道部の部屋のすぐ脇は機材室。機材がところ狭しと並ぶ部屋の壁に、横浜市の地図と「災害時の心得」「地震速報」アナウンスのマニュアルが大きく貼ってあった。
神奈川県の災害情報を管理するコンピューター
最後に、社内を案内してくれた総務局総務部ラインマネジャーの大竹さんにお話を伺った。
学生時代からラジオ日本でアルバイトをしていたという大竹さん
「以前は東京支社の勤務でしたが、横浜の本社に異動してから、リスナーさんをより近い距離で感じることができるようになりました」という。
東京都港区にある支社とはスタジオの共有・代替えや音源の管理を分担するなど、連携することで安定した運営ができる、とのこと。
ロビーには自転車が2台
社員が近所に買い物に行く際に使用するのだそう。
最後に、「演歌などを中心とした音楽番組」という古き良き文化と、「人気タレントを起用した番組」という新しい文化の発信を皆さんに伝え続けたいという信念で頑張っていく、とお話しいただいた。