大さん橋近くにある妙な名前の店「横浜観光取引所道中」の正体は?
ココがキニナル!
大さん橋近くの「横浜観光取引所道中」という珈琲ショップが「開港バーガー」を売り出したりお掃除隊を結成したりしています。取材してください(ロイヤルさん/横浜橋のラッキーさん)
はまれぽ調査結果!
筋金入りのうまいコーヒーを提供する「横浜観光取引所道中」。イベントをやり横浜をもっと活性化すべく、日々人々との交流を図る観光取引所であった。
ライター:クドー・シュンサク
まず名前からなのだが、横浜観光取引所道中。こういう類の主張がある名前はあまり理解できないのだが、「珈琲ショップ」ということでなおさらよくわからんもので、編集部の担当木下も何気なくなんとなく感てんこ盛りで取材を入れた模様。
まだやるとは言ってないのに取材日が決まり、なぐさめのような「良さそうな店ですよ!」「さつま揚げバーガーとかあるんですって!」とかを聞きながら、木下はやっぱり俺をただのアイドル好きのアホ(笑)だと思っているんだなと確認しながら店へ。
2坪弱の良きコミュニケーションの店
もう一度だけ、「横浜観光取引所道中」。画数にしたら80は超えるであろう線の多さと、意味の不透明さと、ちょっとすべってるのかなと思ってしまう響きの重み。
まずは外観から。
珈琲だけになんとなくブラジリアンな「観光取引所道中」
風情はかなり珈琲ショップ
中から入口 ちょっとごみごみした感じ
とにかく珈琲のいい香りがする。店の中はカウンター席のみの2坪弱。すぐに落ち着けるごみごみ感は立地に相反した雰囲気でこれがなかなか良い。
カウンターにはグッズのような物販があった。
開運グッズのようなものと
商品名の字が消えてよくわからん1500円の器
いい味出てます。横浜観光取引所道中。
それではなぜこの店ができたのか、こちらもカウンターに設立趣意があったので写真でどうぞ。
5行目の半かぶり
という設立趣意のもと、横浜観光取引所道中はできた。今年の2月からなので、歴史は8ヶ月ほど。ここで店主の酒匂(さこう)さんに話を伺うことに。
4年前までサラリーマンだった横浜観光取引所道中店主酒匂さん
鹿児島出身で10年前に横浜へ来た酒匂さん。知人を介し、個人でさまざまなイベント企画を考案し横浜の街を盛り上げたいという意思のもと、横浜観光取引所道中をはじめることに。
10月のイベントがこちら。
参加者は随時募集中とのこと
珈琲とならび横浜観光取引所道中の名物メニューとされる、さつまあげをはさんだ開港バーガーは、藤棚商店街にある今井かまぼこさんの、地産地消をテーマに柴漁港で獲れた魚を使った特製さつまあげに、黄金町のパン屋さんから発注しているバンズで作られている。
味の決め手のソースについて
開港バーガーの特製ソースは手作りで、すりおろした大根とショウガに小ネギ、それを「横浜醤油」とマヨネーズで和えたもの。和のテイストが強いバーガー。いただいてみることに。
その前に酒匂さんが長渕剛を1曲
バーガー待ちにクドーもボブディランを1曲