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横浜・昭和の香りが残る弘明寺商店街で「1000ぶら」

ココがキニナル!

「江戸屋」で野菜、「とり忠。」で手羽先、「白馬堂」でリボン「鈴木かまぼこ」ではんぺんとつみれを購入し「弘明寺商店街オリジナル」食べられるクリスマスツリーを作成!

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ライター:桐生 由美子

これまで、「弘明寺商店街がTVロケでよく利用されている理由とは?」や、「昭和っぽい雰囲気がイイ! はま旅vol.25 弘明寺編」でも訪れた弘明寺商店街。京浜急行線と横浜市営地下鉄ブルーラインの弘明寺駅の間をつなぐ、歴史ある商店街だ。
これまで何度となく取材に訪れたここ弘明寺商店街が、今回の横浜「1000ぶら」商店街探訪の舞台となった。
 


大きなクリスマスツリーを発見!



取材対象の店が決まっているわけでもない。かといって「はま旅」のときのように、自由気ままに散歩をするだけでは「1000ぶら」の企画からそれてしまう。

今回の舞台は弘明寺商店街。
すでにこれまで、多くの店に取材協力をしてもらっているので、今回の企画では未開拓の店を探そう。そんなことを考えながらネタ探しをしていると、観音橋に大きなクリスマスツリーを発見。
 


この季節になると、毎年5本のクリスマスツリーが現れる
 

春にはピンク色に染まる桜の木がほんのり秋の色に


「あぁ、もうそんな季節か・・・」。
師走の忙しさとともに、毎年娘が友だちを招待して楽しんでいるにぎやかなクリスマスパーティの光景が頭に浮かんだ。

そうだ! それだ! クリスマスパーティーにぴったりのパーティー料理を作ろう! それも若者のお財布にもやさしい「1000円」で!

思い立ったが吉日。その足で商店街協同組合事務所に立ち寄り、担当者に取材の趣旨を伝えると、快く「OK!」とのこと。

さっそく1000円札を持って、商店街の入り口で写真撮影からスタートだ。
 


今日使えるお金は1000円だけ! 子どものころのおつかいの気分

 


1000円で「食べられるクリスマスツリー」を作る!



目的ができたとたんに、足取りも軽やかになってくる。そして思いついた料理は「食べられるクリスマスツリー」。
まずはツリーにする食材を買うために、青果店「江戸屋」の前で足を止めた。
 


弘明寺商店街にできて5年の“角の八百屋さん”こと「江戸屋」


もともとサービス品を安く提供している江戸屋。取材日の店頭では、台風の影響で表面に傷がついてしまった果物などが激安で売っていた。
 


グレープフルーツ(ルビー)がなんと10個で100円!
 

リンゴも紅玉、王林ともに1袋に5~6個入って300円


佐賀県産の太良(たら)みかんは1袋に8個ほど入って200円、セロリは1房100円だ!

そんな中で購入する品物の候補にあげたのは、青々としていてツリーにぴったりのブロッコリー。ツリーのイメージにぴったり合うのはブロッコリーしか考えられないため、即購入決定。
 


1個150円のブロッコリーを2個


飾りつけ用に、パプリカも買っちゃおう!
 


1個150円のパプリカ、赤と黄色を1個ずつ
 

店主の浅見さん。「顔はハズカシイから写さないでね~」と後ろ姿で登場


ツリーの基本材料はこれで何とかなりそうだが、この時点で600円を使ってしまった。残り400円・・・。無謀かもしれないが、鶏肉料理もテーブルに並べたいという思いが捨てきれない。
そうだ、焼き鳥屋さんなら安い鶏肉があるかもしれない! 「とり忠。」へ行ってみよう!