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根岸のポニーセンターに天皇賞を制した名馬「マイネルキッツ」がいるって本当?

ココがキニナル!

根岸のポニーセンターにナント、天皇賞GIを勝ったマイネルキッツがいるらしい。元気かどうか取材を/根岸のポニーセンターで毎週土曜に行われる「にんじんタイム」がキニナル(brooksさん、スさん)

はまれぽ調査結果!

昨年12月ポニーセンターへやってきたマイネルキッツは元気いっぱい。彼を前に老若男女がお馬さんと触れ合える「にんじんタイム」も土曜の人気行事!

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ライター:松本 伸也

「おい、“根岸の森林公園”ってのはな、昔は競馬場だったんだぞ」

正しい横浜の児童少年少女は間違いなく親からこう教わる・・・と思う。少なくとも筆者はそう教わったし、同年代までは絶対そう・・・のはずだ。

根岸の高台にある広大な敷地、そこを競走馬が走り始めたのは150年近く昔のおはなし、である。
 


「昔は競馬場だったんだぞ」

 


日本競馬の原点・それが根岸の競馬場



根岸は日本の洋式近代競馬(トラックコースを周回し、出馬表が設定されている競馬だとざっくり理解されよ)発祥の地である。

現在のこの地に根岸競馬場(後に日本中央競馬会の前身である日本競馬会へ主催権が移った際に横浜競馬場へ改称)が完成したのが1866(慶應2)年の12月。翌年1月11日に根岸での初開催後、競馬界は横浜・根岸を中心に回っていった。

1875(明治8)年11月4日に西郷隆盛の弟である西郷従道が自らの持ち馬「ミカン」に騎乗して優勝した(参考資料・南日本新聞web版「さつま人国誌」)なんてウンチクもあったりするのだが、特筆するべきは今回の話題にもなるレースの発祥の地であるということだ。

天皇賞。

1905〈明治38〉年に根岸で施行された“The Emperor's Cup”が翌年より「帝室御賞典」と改称され、このレースが現在の天皇賞の前身となっているのである。
 


大正時代には後の昭和天皇もご来臨

 
昭和初期も東京優駿(日本ダービー)の開催場である東京(当時は目黒)と並んで中心場だった横浜・根岸だが、戦火により1942(昭和17)年に開催を終了、その後は海軍省に接収されて終戦を迎える。

そのまま連合国軍から米軍に引き渡されたことで再開は叶わぬようになってしまったが、1969(昭和44)年の用地一部返還(未返還地域は米横須賀海軍の住宅)を受けて、同地に横浜市が「根岸森林公園」を、日本中央競馬会(JRA)が「根岸競馬記念公苑・馬の博物館」の設営を決定。

1977(昭和52)年に完成し、東京競馬場で行なわれている重賞「根岸ステークス」とともに、日本近代競馬発祥の地を現代に伝えている。
 


現在では“五冠馬”シンザンと“幻の馬”トキノミノルの像でもおなじみ

 
さて、そんな地にやってきたのが・・・しかもそのレースの発祥の地に昨年12月にやってきたのが・・・畏れ多くも天皇の名を戴く天皇賞の勝ち馬・マイネルキッツなのである。

1頭の馬の所有権利を多数の会員で受け持つ、いわゆる“一口馬主”「サラブレッドクラブ・ラフィアン」の所属馬であったマイネルキッツ(成績の詳細はこちらをご覧ください。※データ提供「優駿達の蹄跡」)。

関東・美浦トレーニングセンターの敏腕・国枝栄厩舎で調教された栗毛の牡馬は、2005(平成17)年9月のデビュー後、重賞でも好勝負をするなどして積み重ねた29戦目、若手の有望株・松岡正海(まさみ)騎手と望んだ2009(平成21)年5月の天皇賞(春、GⅠ)で12番人気ながら激走して優勝を果たした。
 


天皇賞のゴール前(左)。右のアルナスラインにクビ差で勝利

 
その後も翌2010(平成22)年に日経賞(GII)を制した直後の天皇賞(春)で2着、2011(平成23)年にはステイヤーズステークス(GII)も優勝するなど活躍を見せながら、2013(平成25)年11月のステイヤーズステークスを最後に引退。

3歳馬限定のダービーと異なり何度でも挑戦できる天皇賞だが、マイネルキッツと同じ2003(平成15)年生まれのサラブレッド(約7000頭)で天皇賞を勝った馬は、ほかにいない。古馬(4歳以上の馬)の最高峰GⅠを制した、世代のエリートなのである。

そして引退後すぐ、サラブレッドやさまざまな種類の馬、“ポニー”(ポニーというのは体高147cm以下の馬を総称した呼び方)などと触れ合うことができる「ポニーセンター」がある根岸にやってきたのだった。
 


鞍上の松岡正海騎手は5月5日に根岸へ来苑しております