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映画「コクリコ坂から」の上映に合わせたイベントとは?

ココがキニナル!

映画「コクリコ坂から」の上映に合わせて、横浜ではどんなイベントが行なわれるの?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

KDDI株式会社が行なう各種「キャンペーン」や、地元のNPO法人による「映画の舞台まちあるき」などがあります。

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ライター:河野 哲弥

7月16日(土)から全国東宝系で公開される、スタジオジブリ最新映画「コクリコ坂から」。

今まで映画の舞台を明らかにしたことのないスタジオジブリだが、今回初めて「特定の街を舞台とした作品」が上映される。横浜市をはじめ、地元の事業者及び市民も大きな期待を寄せているようだ。

この映画の公開をきっかけに、横浜を盛り上げようと奮起する地元の「熱い思い」を、財団法人横浜観光コンベンション・ビューローに伺ってみた。



インターネットの本格的な活用も今回がはじめて



対応いただいたのは、事業部の中田さんと佐藤さん。

両氏によれば、スタジオジブリ、特別協賛であるKDDI株式会社(本社:東京都千代田区)および横浜市によるキャンペーン「コクリコ坂から×KDDIキャンペーン@横浜市」は主に4つあるそうだ。
 


「フラッグメッセージ」の会場のひとつ、横浜マリンタワー


①「コクリコ坂から ヨコハマガイド」という公式ガイドマップを、映画公開初日の7月16日から無料配布
②「コクリコ坂から オリジナルグッズ」が貰えるスタンプラリーを、同じく16日から8月いっぱいまで実施
③赤レンガ倉庫や横浜マリンタワーなど、日によって場所を替えて行なわれる「フラッグメッセージ」という撮影会
④1960年頃の横浜の姿が映し出されるスマートフォンアプリ「セカイカメラ」

今までインターネットと距離を置いてきたスタジオジブリだが、KDDI社の熱い思いにより、「フラッグメッセージ」や「セカイカメラ」などのユニークな試みが可能となったそうだ。



他にも興味深いイベントが目白押し


 


昭和30年代の写真展を行なう「横浜開港資料館」


上記キャンペーンの他に、中区にある横浜開港資料館で「広瀬(もとちか)写真展 横浜ノスタルジア・特別篇」を7月27日より開催。写真家 広瀬親氏の撮影による、映画の舞台となった昭和30年代の横浜の写真が展示される。

他にも、市内在住または在学の高校生を対象とした「コクリコ坂から」の試写会が、7月8日 県立神奈川近代文学館で行なわれる。この試写会には、宮崎吾朗監督も来場。試写終了後に、監督と株式会社ドワンゴ会長 川上量生氏とのトークイベントを行う。どうやらこの夏の横浜は、「コクリコ坂から」一色に染められそうだ。


また、映画の主人公たちが住んでいる「コクリコ荘」と感じが似ているという建物を教えていただいた。
それは、JR根岸駅に近い「旧柳下邸(きゅうやぎしたてい)」とのこと。さっそくその足で向かってみた。
 


和洋館がひとつになった珍しい作り


この建物を管理する倉澤さんによれば、「コクリコ坂から」をきっかけとして訪れる人は、まだほとんどいないという。入館無料なので、話題になって混みだす前に是非行ってみてはいかがだろうか。