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東神奈川の二ツ谷の近く、半分くらい川の中に建っている謎の家、なぜこんなことになってしまった?

ココがキニナル!

二ツ谷の近く、家の半分くらいが、川に突き出ているのですが、何のためにこんな建て方をしたのでしょうか?また大雨で流されたことはないのでしょうか?(ねこぼくさん/まさしさん)

はまれぽ調査結果!

戦後の混迷期に乱立したバラックを改築した可能性あり。流されたことがあるかは不明だが川の水量が増え避難勧告が出たことも

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ライター:小方 サダオ

半分を川岸、半分を川の中に土地を持つ家とは?

JR東神奈川駅を降り、横浜駅方面に戻る感じで歩く。しばらくすると二ツ谷の信号を左折。川沿いの道を歩き、京浜急行の高架下直前の川にかかる橋を渡る。そして川下方面を見ると、その光景は広がっている。
 


JR東神奈川駅
 

二ツ谷の信号を国道15号方面に左折する
 

いくつもの橋がかかる滝の川
 

京浜東北線の鉄橋に近い橋から川下の方向を見る
 

川の中に土嚢(どのう)などを積み土地を作り、鉄板で囲み固定している
 

川上側(写真手前)と川下側とで支柱を立てている場所が異なる
 

川下側(写真奥)の護岸の上に支柱を立てた家のほうが安定しているように見える


20件ほどの家々が川岸に並び、半分を川の上に浮かせ、建っている・・・。その姿は台風に襲われた川沿いの家が、川岸が削られて不安定に建っているニュース映像を思い起こさせた。または湾の上に家屋をせり出させて建つ京都の舟家(ふなや)をも連想させる。

川と関連があってこのような姿になったのかとも思わせる。しかし川の中に土嚢などを積み土地のようにし、その上に立てた支柱や護岸からの支柱により家が建っていることを考えると、狭い土地に家を建て、家の敷地を拡張させるために川の一部を土地代わりに利用しているように思える。
 


護岸の上に支柱を立てている家
 

真ん中の家は川岸からの距離を取って建っている
 

川下側は護岸からの斜めの支柱のみで建っているものが多い
 

廃屋とおぼしき家もある
 

川下の家屋群


川岸の道路の幅に家の幅を合わせているのだろうか、写真左側から右側に行くにしたがって川岸の土地が広いため、右側の家のほうが奥行きがある。
 


川の中の土地が陥没したせいか、安定のためのコンクリートも沈んだようだ