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京急の駅名看板、「白地に水色のライン」と「紺地に白と水色ライン」でバラバラなのはナゼ?

ココがキニナル!

京急線の駅名板には白い物(例、上大岡)と紺色の物(例、弘明寺)の二種類有りますが、どう分別されているのかがわかりません。ぜひ調べて欲しいです。(はまにいさん/華山舞之介さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

1986年採用の白地に水色のラインから2010年採用の紺地に白と水色ラインの駅名標へ切り替えているが、その時期は「未定」とのこと。

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ライター:松宮 史佳

取材でよく京急を利用する松宮。確かに駅名標(駅名の表記や読み方を表示する看板)にはいくつかのデザインがあり、個人的にキニナっていたのだ! 早速いつもお世話になっている京急広報の飯島さんにお話を伺うことに!



京急駅名標のナゾに迫る!

飯島さんによると、駅名標には大きく分けると「白地に水色のライン」と「紺地に白と水色のライン」2種類あるが、厳密に言うと「全部で3種類ある」という。

京急線のほとんどの駅が「白地に水色のライン」と「紺地に白と水色のライン」2種類を使用している。だが、例外的に調査対象エリア外の羽田空港国内線ターミナル駅と天空橋駅の2駅のみ、「白地に紺と水色のライン」を採用している。理由は国内線と国際線をわかりやすくするため、「デザインを分けている」そうだ。

「白地に水色のライン」は1986(昭和61)年に採用された。
 


“京急鶴見駅”の駅名標(1986年当時の写真:京急電鉄社史より)

  

この「白地に水色」のデザインは京急が創立90周年を迎えた時期(1988<昭和63>年)に「デザインを変更した」そうだ。

   

現在の京急鶴見駅の駅名標は「紺地に白と水色のライン」へと切り替わっている


「京急鶴見」の駅名標は駅名を「京浜」から「京急」に変更した1987(昭和62)年から京急が創立90周年を迎えた1988(昭和63)年の間にデザインを変更したそうだ。
 


「白地に水色のライン」といえば横浜駅を思い出す人も多いだろう


「紺地に白と水色のライン」および羽田空港国内線ターミナル駅と天空橋駅の「白地に紺と水色のライン」が採用されたのは2010(平成22)年。このデザインから“日本語・英語・韓国語・中国語”の「4ヶ国語表示になった」とのこと。

「羽田空港国際線ターミナル駅が開業した2010(平成22)年からデザインの変更が行われている」と飯島さん。「紺地に白と水色のライン」および「白地に紺と水色のライン」は“見やすく、ユニバーサルなデザイン”をコンセプトにしている。この年には駅名標に記載された番号「駅番号」も採用された。また、「白地に水色のライン」の駅名標にも番号が追加されたとのこと。
 


仲木戸駅の駅名標は「紺地に白と水色のライン」左側に書かれているのが駅番号


駅名標は順次「白地に水色のライン」から「紺地に白と水色のライン」に切り替えを行っている。なお、切り替え順については駅改良工事や案内サインの変更があった場合など「駅の状況を見て行っている」そうだ。すべて切り替わる時期は「未定」。なぜ「駅名標がバラバラなのか」とお客さんから問い合わせがあったことは「特にない」とのことだった。

現在、駅名標は「白地に水色のライン」と「紺地に白と水色のライン」どちらが多いのか!? はまれぽ調査対象区域である“京急川崎駅から三崎口まで(本線と久里浜線)”の計41駅の駅名版を調査することに! 
 


“京急川崎駅から三崎口まで”の駅名標41個をひたすら撮影